ごめんなさい!女性たちがゴルフ場で見た「変な人」ってこんな人

ゴルフ場は多種多様な人が集まる場でもあるだけに、ごく稀に思わず「んんん!?」と二度見、三度見をしてしまうような人と遭遇することも……!? 女性ゴルファーたちが「ごめんなさい!」と思いつつも「変な人だ……」と感じてしまったという人物について、元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが3つのエピソードをピックアップしました。ひょっとして……、あなたもこんな人物に遭遇したことがありますか!?

【1】自信過剰すぎる「自己ベスト自慢魔」

「最近一緒にゴルフに行き始めたけれど、“ほんと無理!”って思った男性の話です。その人は自分のスコアを過剰にアピールしてきて、どんな話題でも自分の過去のラウンドに結びつけるから、聞いていて疲れてしまったうえに一緒にラウンドをしていてもつまらなくて……。

この前なんて、『このホール、前は1オンだったんだけどね〜、今日は風が悪いんだよね〜」って何度も同じ言い訳を口にしていたシーンがあったんですけど……。その人のボールはOBゾーンへひとっ飛びで、1オンの気配すらないというなんとも言えない展開でした。相づちにも困るし過去のベストを自慢しても意味ないし、ほんと変な人だなって思ってしまいました……」(30歳女性/ジュエリー販売)

自慢と言い訳だけでも困惑なのに、実際のボールの飛び方が言い訳とはかけ離れていると、なんとも言えない気持ちになりますね……。

【2】全身ネオンカラーが視界にチラチラ

「この前のコンペで、全身ネオンカラーで蛍光ピンクのパンツにグリーンのポロシャツ、サングラスには鏡面ゴールドを選んでいた男性と同じ組だったんですけど、目立ちすぎて視界にチラチラ入ってくるから、ティーショットに集中できない!っていう大惨事でした(涙)。申し訳ないけれど、お世辞にもおしゃれって感じではなかったし、とにかくただ派手なだけ。しかもご本人が身振り手振りも激しいうえにめちゃくちゃ喋るタイプで、うるさい人だったんです。ゴルフが終わったあと、私がその人に抱いた印象はまさに、“変な人だったな……”でした……」(34歳女性/自営業)

どんなウエアを着ていても本人の自由ではあるけれど、視界に入るたびに気が散ってしまうほどとなればインパクトは大。初対面での印象が悪いと、“変な人”として記憶に残ってしまう場合もありますよね……。

【3】ルールに無頓着なマイルール人間

「ちょっと前にゴルフ仲間が連れてきた人は、衝撃的なタイプでした。その人はゴルフのルールに無頓着というか、マイルールでプレーを進める人だったのですごく印象に残っています。私がパットしている最中には、ボールをポケットから取り出して『僕のこれ、新しいのに変えたいんだけど、どうかな?しかもちょっと右にずらして置きたいんだけど、いいよね?』と大きな声で聞いてきて……、さすがにドン引きしかありませんでした。

ゴルフにはちゃんとルールがあるし、マイルールでプレーをするのはマナー違反にもなるんじゃないの?って思ってしまいましたね。まさしく“変な人”って印象しか残っていません」(33歳女性/デザイナー)

マイルールを当然のように持ち込んだり、誰かがプレーをしているときに邪魔をするかのように大声を出してしまったりすれば、変な人のレッテルを貼られても仕方ないのかも……。集中力が削がれるうえに、イラっとしても無理はありません。

◆個性的な人との出会いもゴルフの醍醐味!?

誰かに対して「変な人」と思ってしまうのは決して良いことではありませんが、個性的すぎる人物と遭遇してしまえば、やっぱり記憶に悪残りしてしまうもの。しかし多くの場合、本人は楽しんでいるだけで悪意がないことがほとんどですので、こうした人たちと遭遇したときにも、そんな出会いもゴルフの醍醐味の一部と捉えて広い心で接することができればベストかもしれません。

……とは言っても、真剣勝負の場で個性的すぎる振る舞いをされてしまうと、やっぱりイラっとしてしまうのも人情ですよね!

◆並木まき プロフィール

元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。

おすすめの関連記事