歯科医という職業をもちながら、数々のアマチュア競技に出場し幾度も優勝を経験。所属しているゴルフ場では、男性と同じティから回ってクラチャンの座にも輝いたトップアマ・塩田美樹子さん。しかも美人とくれば、Reginaとしては注目せずにはいられないわけで……。
いざ出陣! 憧れの塩田さんに、ゴルフにまつわるあれこれを教えてもらいましょう!
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Q.「競技ゴルフ」の魅力を教えて!
塩田さんにとって競技ゴルフの魅力とは? また、競技の前後に必ずやることなどはありますか?
A.注目されることが快感。実は、目立ちたがりやなのかも…。
競技に出るからには、真剣にプレーをして、上の順位に行きたいと思っています。
モチベーションとしては、たとえば優勝したり、クラチャンを獲ったり、主だったことをすると、私の名前を覚えてくれる方がいらっしゃいます。だんだんと、「あの子、結果はどうだったかな」って気にしてくださるようになり、それが応援に変わってくる。
ありがたいことにそういう方がだんだん増えてきて、そうすると、その方たちに恥ずかしくないスコアを出すようにがんばろう、と奮い立つのです。そういうことを、常に考えています。
また、競技ならではの快感もあります。スタートのティショットで、ほかの選手や応援に来た方々、スタッフなどに注目されることは快感です。女性の私がバックティから打つのを見て「え、女性!?」などという声が聞こえてくるのも、快感です♪ じつは目立ちたがり屋なのかもしれません(笑)
かわいいウエアを着て目立ちたい、フルバックから打って目立ちたいって、きっと思っているんだと思います。
ただし、負けず嫌いかというとそうでもなくて、負けてもいいんです。
所詮遊び。ゴルフでご飯を食べているわけではないので、結果が出なかった日は「今日はこういう日」と、気持ちを切り替え、おいしいものを食べてぐっすり寝て、忘れてしまいます(笑)
◆試合後には必ずコレをして、疲れを残しません!
試合前後に必ずしていること……。
これは試合に限らず、普段のラウンドでもしていることですが、「ラウンド後の足裏マッサージ」は欠かしません。
普段からあまりゴルフ場のお風呂は使わず、ボディシートで汗を落とす程度。その代わり、ゴルフ場の近くのスーパー銭湯を探します。
目的は、施設内にある足裏マッサージ。入浴後の足裏マッサージは、次の日に疲れを残さない最高の特効薬。本当におすすめです。
ですから、好きなシャンプーやコンディショナー、ボディタオルなどをそろえたお風呂セットは、ゴルフの日の必須アイテムです。
教えてくれたのは、トップアマ・塩田美樹子さん
1982年生まれ、神奈川県出身。両親の影響で、10歳からゴルフを始め、競技に出場。全日本歯科学生総合体育大会4度優勝。2013年、2017年日本女子ミッドアマ2度優勝。2017年日刊アマ全日本大会(ミッドの部)、神奈川県女子ミッドアマ、日本女子ミッドアマ優勝。2018年神奈川県女子ミッドアマ、日刊アマ関東大会優勝。ベストスコアは66。所属している葉山国際カンツリー倶楽部では、男性と同じティから回ってクラブチャンピオンに。2013年に「日本女子ミッドアマ」に優勝した翌年は、なんと「日本女子オープン」にも出場。2020年開催の「内閣総理大臣杯第51回日本社会人ゴルフ選手権関東予選」では、唯一の女性出場者として注目を浴びた。
撮影/竹井美砂子 取材・文/たかはしよし子