知的で美的!あのプロと同期のネクストヒロイン遠藤璃乃【Team Regina始動】

ゴルフが好き、おしゃれが好き、キレイが好き……。そんな女性をズームアップする新企画「Team Regina」が始動! いつもキラキラしている彼女たちの、ゴルフやライフスタイルのこだわりを聞いてみました!

第1回目にご紹介するのは、アマチュアゴルファーをレッスンしながら、プロテスト合格を目指してひたすらゴルフを磨き続けている遠藤璃乃さん(26)

生活は完全にゴルフ中心ですが、随所にこだわりを持つライフスタイルには、知的で美的で知的なヒントがいっぱいです! 

PROFILE
遠藤 璃乃(えんどう・りの)/1994年生まれ、東京都出身。170cm。埼玉栄高校卒業後、アメリカへゴルフ留学。リディア・コ選手などLPGAのトッププロを指導するゲーリー・ギルクリストコーチに習う。PGA of America Playing Ability Test (PAT) 合格。ドラコン日本一決定戦 L-1グランプリ優勝(294ヤード)。TPI(Titleist Performance Institute)も習得。ベストスコアは67。PGM「With Golf」、「バリューゴルフレッスン」からレッスンを申し込めます。
・Instagram
https://www.instagram.com/rinoendo_golf/

◆渡邉彩香プロとゴルフ部で同期「飛ぶ」ってほめられてうれしかった!

ウェアはFIDRA。私服はネイビーなど落ち着いた色合いのシンプルな服が好きですが、ゴルフウェアはハデ目が好き。シューズはアディダス。デザインも履き心地も気に入っています。

「スポーツで食べていく」。物心ついたときから、そう思っていました。実際、幼稚園から中学生まで、かなり本格的にテニスを習っていて、もちろんプロを目指していました。

ところが、中学3年生の終わりごろ、“娘とゴルフをするのが夢”だった父が妹に習わせようとレッスンに連れていく時に同行。なんとなく打った一打があまりに気持ちよく、楽しかった。

たちまちゴルフに魅了されてしまい、高校から本格的にゴルフを始めることを決意。スポーツの名門「埼玉栄」を受験しゴルフ部に入部。幼いころからゴルフをしていた子ばかりの中、グリップの握り方から教わりました。同期には今もツアープロの渡邉彩香ちゃんがいて、その頃の彼女は中学生で日本一とかたくさんのタイトルを持っていました。

そんな彼女と一緒に回った時、ゴルフ歴三ヵ月の私に「よく飛ぶねー」って言ってくれたことがうれしくて、今でも覚えています。当時からホントにゴルフがうまくて、ずっと尊敬しています。

卒業後はスポーツ推薦で大学に行く道もあったのですが、両親の勧めもあり、アメリカへ1年半、ゴルフ留学をしました。「大学4年間とアメリカ1年半。かかるお金が一緒なら、ゴルフ環境が整うアメリカに行った方が近道では?」と背中を押してくれた両親には感謝しています。

芝から打てる環境、信頼できるコーチのおかげで、私のゴルフは急激によくなり、それまで77だったベストスコアから、アンダーパーがでるように。

ゴルフの90%はメンタル!毎日の心がけがゴルフに出るんです

メンタル的なことは、日本にいた時はあまり教わりませんでしたが、アメリカのアカデミーには、技術的なコーチとメンタルコーチがいました。そして、“ゴルフの90%はメンタル”だと教わりました。

技術的なレベルは変わらなくても、メンタル次第でスコアはよくなる。よく、練習場でうまく打てるのに、コースで打てないのはメンタルのせいなのです。そういう意味でも、日ごろからメンタルを鍛えることが大切です。たとえば、小さなことでイライラする人は、ゴルフでもイライラしやすく、スイングは乱れ、結果スコアにも表れます。

イライラしないよう気をつけるほか、いつも笑顔でいる、きちんとあいさつする、感謝の気持ちを忘れない、気づいたゴミは拾う……毎日、そんなことを思いながら生活しています。

小さいことですが、積み重ねていくことで、ゴルフにもいい影響が出ると私は信じています。実際に、勝てる選手は、人間的にも尊敬できる選手が多いもの。技術だけ向上してもダメ。人間が成長しないと勝つことはできません。

日々、心の持ち方に気をつけながらメンタルを鍛え、今年こそプロテストに合格したいと思っています。

テニスは相手がいるスポーツ。性格上、つい優しい心が出て相手の打ちやすいところにボールを打っちゃうクセがあって(笑)。相手を倒すのが苦手で……。それじゃ勝てませんよね。個人スポーツというのも、ゴルフを好きになった理由のひとつかもしれません。

撮影/竹井美砂子 取材・文/たかはしよし子