【回答】無罰の救済はバンカー内に限られますが、一打罰で外に出すこともOKです!
ゴルフ規則16.1は、異常なコース状態からの救済を規定しています。「一時的な水」は異常なコース状態に含まれ、救済の対象になります。その16.1c「バンカー内の球の救済」には、「プレーヤーの球がバンカー内にあり、そのコース上の異常なコース状態による障害がある場合、そのプレーヤーは(1)に基づく罰なしの救済、または(2)に基づく罰ありの救済のいずれかの救済を受けることができる」とあり、
(1)罰なしの救済:バンカーからプレーする。
(2)罰ありの救済:バンカーの外(後方線上の救済)からプレーすること。
と続きます。
バンカー内ではジェネラルエリアのような完全な救済が保証されているわけではなく、より水溜りの程度が少ない場所を選んで、最大限の救済を受けることができるにとどまります。完全な救済を受けようと思えば、ペナルティを払ってバンカーの外に出すしかないのです。
なお、無罰の救済を選択してバンカー内にドロップした後に、バンカー外の救済に変更しても問題ありません。この場合の後方延長線はドロップしたボールとホールを結んだ線となります。
参考URL:JGA公式サイト
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