ディボット修復&ボールマークを見直すサスティナブルGolf Life

SDGs(持続可能な開発目標)の波が世界的な広がりを見せています。私たちゴルファーにもできることはたくさんあります。ゴルフライフを長く楽しむために、サスティナブルなゴルフ環境づくりを心がけましょう!

◆目土でディボットを修復しよう

 ナイスショットをしたのに、近くに行ってみたらディボット跡にすっぽり…という残念な経験はありませんか? 西欧や北海道などに多い洋芝の場合、飛んだ芝(ターフ)を元の位置に戻せばいいのですが、日本の芝は、削られた部分を再生させるために目土が必要です。目土を入れることで土の乾燥を防ぎ、周りの芝生の根が伸びやすくなり、成長を促して隙間を埋めることができるのです。

 ショット後のディボットはキャディさんが目土をしてくれる場合が多いですが、セルフプレーの場合、ゴルファー自身で直すのがマナーです。ゴルファーは目土袋を携帯し、打ったらササッと目土をかける習慣を身につけたいですね。早めのお手入れでコースの自然治癒力を促進しましょう。

記事監修/平野裕美さん

「私はマイ目土袋を持っています」平野裕美さん

◆ボールマークを直そう

 ボールマークによるグリーン面の凸凹が、パッティングに大きな影響を与えることは言うまでもありません。自分のボールマークの確認は、ボールがどこに落ちてどのように転がったかを知ることができる有益な情報でもあり、次のパットのラインを読む上でも重要です。なるべく早く修復することが、グリーンの保護につながります。ほんの数秒でできることですから、下のイラストを参考に、すぐにでも実践しましょう。便利で可愛いグリーンフォークもたくさん販売されています。

ボールマークを直そう

盛り上がっている芝の縁にフォークを刺し(左)、中央に寄せるパターのソールで平らにならして完了!(右)

フォーク

フォークマーカー付き¥3,300(ビームス ゴルフ/ビームス&ウィンズ 有楽町)

フォーク

¥2,750(ニューバランス/TSI ニューバランス ゴルフ 事業部)

フォーク

タオル付き¥6,380(マスターバニーエディション)

Regina2021年初夏号掲載 撮影/岡田こずえ スタイリスト/高橋裕美 エディター/大津恭子 記事監修/平野裕美さん

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