「いまの気分と知性を感じさせるデザインに機能を搭載したウエアを、ゴルフとお洒落を愛する人へお届けする」をテーマに、ブランド創立7年目を迎えた『アンパスィ』。2018年の賞金王・今平周吾と日米韓ナショナルメジャー制覇のチョン・インジ、そしてプロ入り3年目にして生涯獲得賞金1億円を突破した、21歳の松田鈴英(れい)という、今大活躍中の3人のプロがウエア契約を結んでいます。
中でも、注目は松田鈴英プロ。その着こなしのテクニックは、スタイリストとして活躍していたキャリアを持つアンパスィのプロ担当・加藤さんも舌を巻くほど。しかも、松田プロの着こなしがアンパスィのウエアデザインのヒントになることもあるとか? 加藤さんに詳しい話を聞いてみました!
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――公式サイトがリニューアルされて、PhotoGalleryでプロの着こなしがたくさん見られるようになりましたね。中でも、松田鈴英プロのスタイリングは、加藤さんでも驚くほどだとか。
「松田鈴英プロと契約して2年目ですが、着こなしのスキルがすごく上がっています。私たちメーカー側が思いもよらなかった組み合わせで、新しいヒントをもらうこともありますね。例えばこちらを見てください」(加藤さん・以下同)
「アンパスィのロゴパターンが入った白のインナーの上に、同じ白のノースリーブを合わせています。これって、あんまり見ない着こなしなんですよ。でも松田プロがさらっと着ちゃうとすごくかわいい。松田プロも契約したての頃は『いつも白とネイビーの組み合わせになっちゃう…』なんて悩んでいたみたいですが、今では自分でコーデする楽しさに目覚めて、逆にこちらが教えられることもあるくらいです」
「上のオレンジのシャツのコーデは、松田プロがよくやっている、シャツのボタンを上まで留めて襟を立てた“鈴英ちゃんスタイル”です。本人いわく『日焼けしたくないんです~』という理由なんですが、彼女はアスリートにしては上半身がきゃしゃで、首も長く顔も小さいので、妙にハマっていますよね。スタンダードな着こなしだと第一ボタンは外すんですが、ここまで首が長くて細いと上まで留めても息苦しくないし、苦しそうにも見えないですよね」
「襟立ての“鈴英ちゃんスタイル”を見て、アンパスィのデザイナーが遊びゴコロでいくつか作ったのが『襟裏デザイン』のシャツです。普通なら無地の襟裏にドットなどの柄を入れて、襟立ての着こなしが楽しめるようにしてあるんです。これは契約プロの着こなしを商品のデザインに取り入れた、珍しいケースと言えますね」
「これはインスタグラムに投稿された中で、いちばん“いいね!”が多かった松田プロのコーディネートです。白とピンクの組み合わせは甘くなりがちなのに、甘くないのがいいですよね。女性だけじゃなく、男性からの人気も高かったです」
「松田プロの男性人気の高さを証明することになったのが、このシャツです。かなり気に入っていただき、この夏に何度も着ていただいています。このシャツはもともとレディスのみの展開だったところを、Web限定でメンズを作ったんですね。そうしたらすごい人気で、あっという間に完売しちゃったんです。元々松田プロファンを積極的に取り込もう、という訳ではなかったので、これはびっくりでした」
「こちらでは今年の商品の中で特徴的なロイヤルブルーのシャツに、ソフトな風合いのドビー織りのスカートを合わせています。シャツはそのまま着るとソリッドなイメージなんですが、織りの素材を下に持ってくることで、全体のトーンがソフトに、優しく見えるんですね。このコーデは本当に上手です。しかもこれ、ベルトをしていないですよね。実はこのスカートは背中側にアンパスィのロゴが入っているんです。それを隠したくなかったんじゃないかな」
「このシャツは身ごろが総柄なので襟は無地になっています。ツートーンでまとめやすいアイテムなんですが、松田プロはそれをちゃんと分かっていて、インナーとパンツを白で揃えた上で、襟立てで白を強調しています。素晴らしいですね」
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いかがでしたか? 松田プロがウエアのコーデをすご~く楽しんでいるのがよく分かりますね! 全英女子オープンを制した渋野日向子プロやアメリカで活躍している畑岡奈紗プロなど、強豪ひしめく女子ツアーで松田プロがトップアスリートとして実績を残せているのも、楽しめるウエアのおかげなのかも!?