4日(月)、都内のホテルにて『2017年度 ジャパンゴルフツアー表彰式』が行われ、「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を制し、逆転で賞金王となった宮里優作プロが登壇。現在の心境を語った。
一番感慨深いのは平均パット賞!妹・藍プロから“宮里家の誇り”との言葉も
「今日になって表彰してもらったりして、少しづつ実感がわいてきました」と、改めて喜びの気持ちを語った宮里プロ。
今季は賞金ランキング賞のほか、最優秀選手賞、平均ストロークと平均パット、そしてゴルフ記者賞を受賞。特に印象深いのは、平均パットでツアーNo.1になったこと。「70~80位を行ったり来たり、それが1位になったのは自信になります。最終戦も、そこは意識していました」。
しかし、今季の成績に満足せず、「次のステップに目を向けて、来年また、もっと上手になりたい。1打でもスコアを縮めて、上手い、そしてもっと強いゴルファーになっていきたい」とさらなる飛躍を誓っていた。
昨晩は妹の藍と食事をしたという宮里プロ。「“宮里家の誇り”と言ってもらった。感無量ですね。宮里藍選手にそんなこと言ってもらえるなんて。お兄ちゃんもこれぐらいできるんだよ、というのが見せられて良かったです」と、報道陣の笑いを誘っていた。
石川遼プロも、宮里優作プロに惜しみない賛辞
石川遼プロも表彰式に出席し、男子ツアーを盛り上げた宮里優作プロを称えた。
宮里プロは故郷の沖縄で開催された「日本プロ」、現在住んでいる名古屋での「中日クラウズ」で優勝。「名古屋と沖縄で勝たれたり、スターだなと思わせますよね」とプレッシャーを跳ね除けた心の強さを賞賛した。
今年の各賞の受賞選手
サンドセーブ率賞:ソン・ヨンハン
ドライビングディスタンス、イーグル率、最優秀新人(島田トロフィ賞):チャン・キム
パーキープ率賞:S・ハン
フェアウェイキープ率賞:稲森佑貴
チャレンジ賞金ランキング:大槻智春
バーディ、トータルドライビング、パーオン、Unisysポイントランキング賞:小平智
ゴルフ記者、平均パット、平均ストローク、賞金ランキング、最優秀選手賞:宮里優作