豪華解説者３人が編集部に！ Reginaスタッフが突撃取材♪
Regina編集部があるオフィスに、ツアー解説でもおなじみの森口祐子プロ、小田美岐プロ、村口史子プロという、豪華な顔ぶれが勢ぞろい！ 取材に次ぐ取材の合間に、Regina編集部も突撃取材を敢行しました。
皆さんは、ツアー観戦に足を運んだことはありますか？ プロのショットを間近で見ると、ＴＶ観戦とは違う迫力と感動が体感できるはず！ もうすぐ国内女子ツアーも開幕するし、今年こそ観戦デビューしたい！ でも、ツアー観戦ってどんな準備や心構えで向かえばいいの？ という観戦初心者のために、お三方がアドバイスをくれました☆
<左から>森口祐子プロ・村口史子プロ・小田美岐プロ
基礎の基礎から教えます！ ツアー観戦初心者の心構え
森口祐子（以下、森口）：選手についてまわるか定点観測かで観戦の楽しみ方が違うけれど、ツアー観戦の入門編としてのおすすめは、物語が完結するPAR3のホールでの定点観測。クラブハウスに近いPAR3で観戦すれば、選手たちの出入りも見られるし。後ろを見ると、あ！ あの選手あがっていくんだね～なんて、結構オイシイと思います。
小田美岐（以下、小田）：観戦初心者で歩き慣れない女性ならば、ギャラリースタンドもおすすめです。あとは、観戦以外のお楽しみも！ 「アースモンダミンカップ」のように、トーナメントによっては、美味しいご飯がいっぱい並んでいることも。『どこを見ようかな』という事前の情報収集から楽しめるのが一番じゃないかなと思います。女子のトーナメントでは、女子プロ達のファッションを見るのも楽しみのひとつ！
村口史子（以下、村口）：私が観戦初心者の方におすすめしたいのは、スパイクシューズを履いて来てもらいたいということ。傾斜を歩くこともありますし、意外とスニーカーでは滑ってしまったりして、転んだり動けなくなる人も…。両手も使えるように、リュックなどを活用するのもいいですね。
小田：ハイヒール履いてきちゃう人もたまに…ね。（笑）
森口：例えば、街中でも活用できるスパイクレスシューズを一個持っていた方が、観戦にも活用できて楽かもしれません。
村口：もし『この選手が見たい！』という思いがあるなら、スタート時間を調べてから観戦したほうがいいです。ギャラリーゲートでペアリングを貰えますが、その裏を見るとコースのレイアウトが載っているので、それを参考に回ってくださいね。
森口：そうそう、ちゃんと見ていない人も意外と多いけれど、ペアリングの裏に色んな情報が書いてあります。ぜひ活用してください。そして、スタート時間！ テレビ中継の感覚で午後２時くらいに行ったら、もう終わっちゃっていた…っていう人もまれにいます。事前の確認は必須です。（笑）
ツアー観戦初心者が押さえておきたい注意点って？
森口：まずお手洗いの位置！ それと、ゴルフ場って電波が悪い所もあるから、待ち合わせの場所は決めておいたほうがいいですよ。お天気が急変することもあるから、晴雨兼用の折り畳み傘もあると便利です。
小田：女性同士で行く時に気をつけなければいけないのは“声”。ゴルフ場では、本当に声が響いてしまうので！ あと、観戦初心者の方が意外と知らないのが、クラブハウスには入れないっていうこと。トイレも仮設トイレだし。私たちテレビ関係者も仮設トイレを使うこともあるんだけど、最近の仮設トイレはすごく良くなってきているので、そこは安心してくださいね。（笑）
森口：現地までどうやって行くかというのも大事ですよね。公共交通機関を使った方がいいのか、車を使った方がいいのかという。
小田：ギャラリー駐車場を利用するなら、ちょっと早めに行ったほうがいいです。せっかく行ったのに満車だったらと思うと…。
森口：毎年トーナメントを開催しているコースに行くなら、それこそメンバーさんに様子を聞いておくと歩き方もわかるし、駐車場の様子も教えてもらえるんだけど。ここまで情報収集にこだわろうと思うと、話が本格的になってきちゃうよね。（笑）
プロフィール
森口 祐子（もりぐち・ゆうこ）/1955年4月13日生まれ、富山県出身。日本女子オープンなど通算41勝を挙げ、国内女子ツアーで6人しかいない永久シード保持者の1人。一男一女の母でも ある。現在は解説者としても活躍中。
小田 美岐（おだ・みき）/1959年4月5日生まれ、京都府出身。ツアー通算6勝。ティーチングプロフェッショナル資格A級も保持している。現在は解説者として国内女子ツアーだけでなく、米国女子ツアーの解説をつとめることも多い。
村口 史子（むらぐち・ふみこ）/1966年8月30日生まれ、東京都出身。ツアー通算7勝。1999年には年間3勝を挙げて賞金女王の座に輝いた。2004年にツアー競技からは引退。以降は雑誌やテレビの解説、レポーターとして活躍している。
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