パットは技術だけじゃない!毎日多くのアマチュアゴルファーに最適なクラブをフィッティングしているゴルフショップの達人に、パター選びの基本と、女性におすすめのパターを教えてもらいました。
「パットが苦手」は打ち方じゃなく、パターが合っていないから!?
一打を争うプロたちは、パター選びに並々ならぬこだわりをもっています。パターによって結果が大きく変わることを知っているからです。スコアの40%はパット。ヘッドやネックのカタチ、長さや重さが違うだけでも、ころがりやフィーリングが変わります。
パターが苦手という方も、じつは技術ではなく、ご自身の打ち方にパターが合っていないからかもしれません。打ち方のタイプがわからない方は、フィッティングするのもおすすめです。
スコアを左右するパター。なんとなく選ぶのではなく、ぜひ自分にぴったりの一本を探してみてください。きっともっとゴルフが楽しくなりますよ!
パターの基本をお勉強!「ヘッドのカタチ」は大きく分けて4種類
パターによってタイプはいろいろ。それぞれの特徴を知れば、パター選びがぐんと楽しくなるはず!今回は、ヘッドの形状をおさらいしていきましょう。
【ピン型】構えやすく操作性もいい。パター選びの基準型
パターといえばこれ、というオーソドックスなカタチのピン型パター。構えやすく、方向性や振りやすさなど、バランスにすぐれた型です。
振り方:ゆるい開閉型
方向性(やさしさ):◎
操作性:△
【マレット型】ヘッドがブレにくいオートマチックタイプ
打点がバラつきにくく、方向性が安定するマレット型のパター。真っすぐ引いて真っすぐ出すタイプの人におすすめです。
振り方:ストレート
方向性(やさしさ):◎
操作性:△
【ネオマレット型】超オートマチックな大型ヘッド
マレット型よりもさらに直進性を高めたタイプのネオマレット型パター。安定感があり、距離感のズレにも強いタイプです。
振り方:ストレート
方向性(やさしさ):◎
操作性:×
【L字型】感覚重視の上級者向け
アイアンの延長で使いたい、感覚重視派のアスリートゴルファーにおすすめのL字型パター。打点を一定にするには技術が必要な、上級者向けのタイプです。
振り方:開閉型
方向性(やさしさ):△
操作性:◎
Regina2018年冬号より 撮影/田中宏幸(ロケ)、山上忠(静物) 監修/長南謙一郎(ヴィクトリアゴルフプレミアム新宿店) デザイン/アトム☆スタジオ エディター/たかはしよし子 撮影協力/ヴィクトリアゴルフプレミアム新宿店