ゴルフは「あるがままにプレーすること」が基本とされているので、プレー中にボールを拾ったり、ボールに付いた汚れをキレイしたりすることはできません。しかし、例外としてボールを拾い上げて良いケースがあります。その一つがグリーン上。
今回は、グリーン上でボールを拾う際に使う「マーカー」に関する失敗談をお届けします!
マークをして、ナイスパットへの念を送る!
ゴルフをしない方でも、プロの試合をTVで観たりして、グリーン上にボールが乗ったらボールをピックアップしてキャディさんが拭いているシーンは見たことがあるのでは?
細かいルールは割愛しますが、グリーン上はボールとカップの線上に他の人のボールがあったら、ボールを転がしてカップになんて入れられませんし、さらにグリーン上では無罰でボールの芝や土の汚れを拭いても良いので、繊細なパッティングをする前は、ぜひともマークをしてピックアップしたいもの。
ミスっていたり、スロープレーにつながったりする時以外は、マークをして一呼吸。「入れ~入れ~」と祈りながらボールをマークの位置に戻してパットに集中すべしです!
その時に注意しないといけないのが、拾い上げる前に、そのボールの位置をマークしなければならないということ。
マークせず、ボールを拾い上げてしまいました。(ゴルフ歴3年、30歳)
…と、Regina-Web読者の皆さんからも、マークをし忘れてしまった失敗談が多数。マークせずに拾ってしまうと、1打のペナルティがついてしまいます。やっとの思いでグリーンにたどり着いてホッとした時や、ハマりにハマって焦っている時には、忘れる危険大なので、まずは落ち着いてマークしましょう!
そのお金はマークか落とし物か?どんなマークが良いの?
では、どんな「マーク」を使えば良いのかというと、帽子や洋服に付けるクリップマーカーを使っている方が多いですが、ルール上では「ティ」や「コイン」、その他「小さな人工物」とあり、しっかり位置をマークできれば細かい規定は無いようです。
いずれにしても、ボールを拾うときにはマークをしないといけないので、ゴルフ場でマークを用意している時は、予備としていただき、ポケットに忍ばせておくと安心です。
・マークが目立たなくて、どこに置いたかわからなくなってしまった(ゴルフ歴5年、35歳)
・グリーンのマーカーをお金が落ちていると思い、拾ってしまった!(ゴルフ歴20年、49歳)
あまりに小さいものや、グリーンに馴染み過ぎてしまうデザインだと、どこに置いたかわからなくなったという失敗談も。立体になっているものや、カジノチップのような大きめデザインのマーカーを選ぶのも良いかもしれません。
また、ルールブックではコインも推奨されていますが、それを知らずに、うっかり「わーい!お金が落ちてた~」なんて、すぐに拾わないようにしましょう! 使う場合も、100円や500円玉ではなく、オシャレに海外のコインを使うことをオススメします(笑)
マーカーの種類は無限大。お気に入りの写真や絵でマーカーが作れる手作りキットがあったり、好きなキャラクターやモチーフを選んだり、キラキラしたものや、面白いもの…、大事なパット前に自分のテンション上げてくれる、お気に入りのマーカーを見つけてくださいね。
◆REMIQUESTプロフィール
REMIQUEST/ライター。学生時代に家族の影響でゴルフを始め、一応大学ゴルフ部出身。スコアはイマイチだけれど、先輩に叩き込まれたマナーとプレーファストは今も健在。男2人のママ。出産後はなかなかゴルフができてないのが悩み。子どもに将来養ってほしいと、稼ぐゴルファーにすべく、密かに企み中。