初心者ゴルファー失敗談【ナイスショットの声掛けに注意!】

コンペに参加すると、優勝した人が「本日は同伴者に恵まれて…」というスピーチをすることが多々あります。それほどゴルフは、同じ組の雰囲気が大切。スコアが良ければ自然と雰囲気も良いものですが、ダメな日ほど問われる雰囲気づくり。今回は、その力量を試される「声掛け」に関する失敗談をお届けします!

いつでも「ナイスショット!」とは限らない!?

イラスト/REMIQUEST

ゴルフは打つまでは静かにしていないといけませんが、打った後はぜひ声掛けをしたいもの。自分が打った後に、誰も何も言ってくれなかったら、すごく寂しくなります。他の人が打つときにはしっかり見守り、良かったときには「ナイスショット!」と一緒に喜び、悪かったときも「ドンマイ!」と慰めてあげられる、そんな良い雰囲気で回れると、冒頭に書いた「本日は同伴者に恵まれて…」につながるわけです。

・完璧なショット以外でナイスショットと言われたくない方もいるようで難しい。(28歳、ゴルフ歴5年)
・ミスショットした上司に「ドンマイです」と言ってしまった。(43歳、ゴルフ歴20年)

とはいえ、気を付けたいのはビギナーの声掛け。例えば、声掛けの代表「ナイスショット!」ですが、初心者時代は、先輩ゴルファー全員が自分より上手。だからどんなショットもナイスショットに見えちゃうものですが、中には、飛んだけど林の中に消えて行ったり、勢いがあっても低空飛行だったり、打った本人にしたらミスショットという場合もあります。

逆に、明らかにミスショットだからと「ドンマイでーす」なんて言ってしまうと、下手なやつに言われたくない!とムッとされたというケースも! 

ビギナーは無邪気に徹し、相槌で学ぶべし!

声掛けなんて恐ろしくてできなくなってしまったという皆さま…、そんな方にオススメなのが「その1.相槌作戦」です。誰かが言った言葉に乗っかってしまいましょう!「ナイスショット!」と誰かが言ったら「すごいですねー!」など。そして、「その2.下手な自分をアピール作戦」。ちょっと落ち込んでそうだとしたら、「私の中ではスーパーナイスショットなんですけど!」とか「私の100倍良いところにありますけど!」などなど。

・自分で精一杯すぎて、ナイスショットなんて言っている暇なかった。(35歳、ゴルフ歴5年)

そもそも、ビギナー時代は、自分に余裕が無さすぎて声掛けできなかったという方も多いよう。しかしそれこそが「声掛けを学ぶチャンス期間!」です。最初のミスってばかりの落ち込んだときに、周りの同伴者たちがどんな声を掛けてくれたか、どんな言葉をかけてもらったら嬉しかったかを、ぜひ自分の引き出しに貯めておいてください。

ミスったときに「もったいない!」「なんでそんなとこ打ったの~?」なんて言われたり、せっかく声掛けしてくれたのにムッとし続けたり、そんなのはNGです。ミスって暗くなりがちなときこそ、周りを明るくできる人って、とってもステキだと思います。

“声掛けマスター”になって、「この人とまたゴルフ行きたいな」と思ってもらえるゴルファーを目指しましょう!

◆REMIQUESTプロフィール

REMIQUEST/ライター。学生時代に家族の影響でゴルフを始め、一応大学ゴルフ部出身。スコアはイマイチだけれど、先輩に叩き込まれたマナーとプレーファストは今も健在。男2人のママ。出産後はなかなかゴルフができてないのが悩み。子どもに将来養ってほしいと、稼ぐゴルファーにすべく、密かに企み中。

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