男性が「二度と、あの人とはラウンドしたくない!」と思ったという女性ゴルファーの典型として、“セコイ女性”が挙げられることも少なくありません。
女性は「節約」や「倹約」のつもりでも、男性目線だと「ありえない!」という評価につながることも多々。しかし、中には「とんでもなくセコい!」と言いたくなるような暴挙に出ている女性もいるようです。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、男性たちからヒアリングした「実録!セコすぎる女性ゴルファーの実態」に迫ります。
1:昼食代を計画的に浮かしたがる
「一度だけ一緒にラウンドした30代前半の女性は、ハーフが終わってクラブハウスに戻ってきた途端に『ゴルフ場のランチは高いから、ここで待っていますね』と笑顔で言い出しました。
そんなこと言われたのが初めてで、同伴者一同、それだけで唖然……。
年長者だった男性が『それなら僕がご馳走してあげるよ』と声をかけ、結局クラブハウスで一緒に昼食をとったんですが、後から聞いたらその女性はランチ代を浮かす常習犯だったらしい。
とてつもないセコさが感じられて、呆れましたね」(40歳男性)
2:精算直前にロッカーキーを押し付ける
「合コンで知り合った女性たちとラウンドに行ったときのこと。入浴も終えてロビーに出てきたタイミングで、その日に一緒にラウンドしたふたりの女性から、いきなり彼女たちのロッカーキーを渡されました。
最初は意味がわからなかったんですけど、どうやら『自分たちのラウンド代金を払え』ということだったんですよ。
わけがわからずに『お会計は済んでるの?』と声をかけたら『え?今、精算用にロッカーキー渡しましたよね?払ってくれるんですよね?』と言われて、びっくりすると同時に『ありえない……』って思いました。
結局、こちらも強い口調で『払わない』と突き返しましたが、かなり図々しいなと。気弱な男性だったら、そのまま払っちゃいますよね」(51歳男性)
3:精算の話題になると「寝たふり」
「何度か一緒にラウンドした、とある女性。行き帰りはいつも同じ人の車だったんですけど、帰りの車でガソリン代や高速代の精算の話になるたびに、寝たふりをしているのが気になりました。
最初のうちは、たまたまかなって思って誰も何も言わなかったんだけど、あまりにも毎回そうなので『これはわざと、寝たふりをしているのでは……?』と。
そのうちに、誰もその女性をラウンドに誘わなくなりましたね。
自分だけが得することしか考えないセコい態度が“見え見え”な女性を見ると、本当に腹が立ちます」(37歳男性)
■自分が声をかけた女友達の暴挙にもご用心
ゴルフは「お金がかかるスポーツ」と言われます。毎月の予算をやりくりしながら、自分のできる範囲でゴルフを楽しんでいる女性ゴルファーも多い一方で、男性を相手に「たかり」のような態度に出ているとんでもないパターンも存在するよう。
こんなことをすれば、その場でドン引きの対象になるだけでなく、ラウンド後の人間関係にも悪影響が出るのは、間違いないでしょう。
また、本人がこういった暴挙をするタイプではなくとも「女友達をラウンドに誘ったら、その子が非常識な子で参った……」なんていう話も散見されます。こうなれば、声をかけた女性にも冷ややかな目を向ける男性が少なくないので、人選にも気を配るに越したことはありません。ビジネス関係者とのラウンドでは、特に気をつけたほうが
せっかくラウンドに行くのであれば、その後の人間関係にもいい影響が出るような爽やかなお付き合いを心がけたいですよね。
並木まき/元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。