今年もラフに手こずる季節がやってきました!夏のラフは長く深いだけでなく、密度が高くて重いのも特徴。「一発で出したい! でも、距離も稼ぎたい!」——そんな女性ゴルファーの悩みを解決すべく、スイングのコツとクラブ選びのポイントを教えます!
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◆深いラフからのセカンドもアプローチもなんのその!「コツをつかめば難しくないんです!」(井上莉花さん)
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【ラフ攻略レッスン1】状況判断&番手選び! ボールの状態を見極めた上で番手をチョイス!
“ラフ=◯番”と自分の中で決めつけていませんか? ラフを攻略する上で、最初に重要となるのが球周りの状況判断。まず3段階でラフを見極めてから、クラブを選んで!
◆ほとんど埋まっていない状態→FWやUTで打とう
球が浮いていれば、それはティアップしているのと同じ。「ラフだから」と番手を変える必要も、打ち方を変える必要もありません。いつも通り、FWやUTを選んでOKです。
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「ラフでも距離が稼げる“ラッキー”な状況」
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◆球が約半分、埋まっている状態→一番手下げるor PWを選ぶ
ミドルアイアンでもショートアイアンでも、結果的に飛距離が変わらないということがよくあります。であれば、一番手下げるか、よりロフトのあるPWを選んだほうが楽!
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「いかにやさしく脱出するか、がポイント」
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◆球がほぼ全部、埋まっている状態→PW or SWを選ぶ
難易度が高い深いラフに埋まっているときは、距離よりも脱出を優先すべき。ショートアイアンの中でも、迷わずPWを選択。アプローチであれば、SWを選ぶのが正解。
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「欲を封印してまずは出す、が最優先です!」
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◆教えてくれたのは…井上莉花さん
1993年生まれ、茨城県出身。身長163cm。父親の影響で10歳からゴルフを始める。USGTFのティーチング資格を持ち、Instagram(@1124rika)ほか、YouTubeチャンネル『井上莉花のStance tv.』ではレッスンだけでなく、積極的にゴルフの魅力を伝えている。
Regina2022年初夏号より転載 撮影/長谷川直紀(人物)、SHINTARO(静物) エディター/一寸木芳枝 撮影協力/スイング碑文谷