毎年誕生するニューヒロイン。今年、初優勝を飾るのは誰? 優勝してもおかしくない選手が大勢いる中、早い段階で勝ちそうな2名を紹介します。
◆黄金世代とミレニアム世代が活躍する中、中間世代がこだわる「勝利」
松田選手は167㎝、脇元選手は174㎝と高身長のふたり。ショットもダイナミックで活躍が期待されている点も共通しています。それぞれ同世代のプロが優勝しているので、きっと「今年は自分が勝つ!」と意気込んでいるはず。実力のある選手達なので、今年の活躍が楽しみです。
◆ドライバーの平均飛距離は255ヤード! 松田鈴英プロ
生年月日 : 1998年1月24日 |
プロ入会 : 2017年7月29日(89期生) |
2020年平均ストローク : 73.0571(67位) |
2020年年間トップ10 : なし |
2020年獲得賞金 : ¥3,743,612(85位) |
2017年のプロテストではトップタイで合格。スリムな体格でもドライバーの平均飛距離は255ヤードと女子プロ屈指の飛ばし屋。勝つ素質も実力も充分にあり。
◆チャンスをつかめば勝てる選手! 脇元 華プロ
生年月日 : 1997年10月4日 |
プロ入会 : 2018年7月28日(90期生) |
2020年平均ストローク : 73.3817(73位) |
2020年年間トップ10 : 1回(39位) |
2020年獲得賞金 : ¥4,876,464(78位) |
最近飛距離も伸び、ショットも安定してきた脇元選手。昨年はトップ10入りも果たし、着実に成長している。チャンスを逃さなければ、勝利の日も近いと予想!
◆注目の成長株はこの2人!
昨年のツアーで佐伯プロが気になった選手をご紹介。ふたりとも優勝を狙える実力の持ち主。今シーズンの活躍ぶりに注目しましょう。
田辺ひかりプロ
木村選手と同じくコニカミノルタ杯で2位タイに入賞。佐伯プロの門下生でもあり、現在心技体を鍛練中。「今シーズンどこまでやってくれるか、期待しています」
木村彩子プロ
2020年コニカミノルタ杯では2位タイ、TOTOジャパンクラシックでは6位タイに食い込んだ実力の持ち主。「パッティングもうまいので、初優勝が待たれますね」
◆教えてくれたのは…佐伯三貴プロ
1984年広島県生まれ。2007年3月にプロデビューし、翌4月、4戦目となるフジサンケイレディスクラシックで初勝利を飾る。
2010年伊藤園レディスで2勝目をあげて以降、2019年にツアーの第一線から退くまでの13年間で通算7回の優勝経験を持つ。
*記事内の解説は2021年1月の取材に基づいています。
Regina 2021年春号に掲載した内容をWEB用に編集しています。 撮影/西田英俊、ALBA.net、Getty Images エディター/大津恭子