上質なエンタメで世界を席巻する韓国ですが、ドラマや音楽のみならず注目したいのがゴルフ事情。ゴルフ人口は日本を上回り、熱いゴルフブームが巻き起こっています。洗練されたゴルフファッションはもちろん、次々に登場する若手プロゴルファーたちにも熱い視線が集まっているんです。
今回は、“美と強さの象徴”「KLPGA広報モデル」として活動するプロゴルファー「パク・ヒョンギョン」選手をご紹介。華やかな戦歴を持ち、ファンに愛される彼女のライフスタイルをご紹介します。ぜひチェックしてください。
◆パク・ヒョンギョン選手のプロフィール＆戦績をチェック♪
パク・ヒョンギョン
生年月日：2000年1月7日（22歳）
身長167cm
Instagram（@hyunkyung_17）
契約ウェア：パーリーゲイツ
笑顔がキュートなパク・ヒョンギョン選手がゴルフを始めたきっかけは、元ツアープロとして活躍していた父親の影響。父親が2部リーグで優勝したときにはすでに母親のお腹の中にいた彼女、なんと胎児ネームは“優勝”だったのだとか。
ゴルフ練習場を公園代わりに過ごす幼少期を経て、小学校2年生からは本格的にクラブを握り、1年後の2009年には全国大会3位という驚きの成績をマークします。13歳で国家代表予備選手に抜擢され、2014～2017年までは国家代表として活躍。2016年にはチ・へジン選手（2019年の賞金女王）、パク・ミンジ選手（21年・22年の賞金女王）と共に、女子ゴルフアマチュア代表としてメキシコで開かれた国別対抗戦に出場し、見事優勝を遂げています。
2017年には「大邱カントリークラブ」で開かれたアマチュアゴルフ選手権で、通算29アンダーという驚くべきスコアで優勝を果たしました。このスコアは、プロ・アマ問わず韓国国内で行われた72ホール競技の最小スコアとして記録されています（2023年2月現在）。
そんな順風満帆なアマチュア時代を過ごし、2018年2月からはKLPGAに入会。入会後すぐに2部のドリームツアーで優勝し、レギュラーツアーへと舞台を移します。ルーキーイヤーの2019年は苦しいシーズンでしたが、2020年には待望の初優勝。その後も着々と優勝を重ね、2022年シーズンには優勝こそなかったものの上位争いに食い込み、賞金ランキングは13位。帯同キャディーである元ツアープロの父と、親子二人三脚で活躍しています。
◆パク・ヒョンギョン選手が絶大な信頼を置く1本とは？
パク・ヒョンギョン選手の強さの源は、なんといってもパッティング技術。2021年シーズンは平均パット数1位。22年も2位と、パッティング技術はピカイチ。シーズンオフのトレーニング中も「1日だけお休みしたけれど、それ以外は毎日欠かさずパターを練習しました！」と振り返るほど、彼女がパッティングに重きを置いていることが伺えます。
そんな彼女が絶大な信頼を寄せるのが、2014年に国家代表に選出されてから長い間愛用している「スコッティキャメロン golo7」パター。アマチュア時代から、自身の初優勝を含め優勝の瞬間を数多く一緒に経験してきた、思い出深い一本なのだそう。傷もたくさんついているので、現在はここぞという時にだけ使用しているのだとか。「引退後……いえ、私が死ぬ時まで持っていたいパターです」と語るほど愛着を持って愛用している1本です。
◆あだ名は“キューティフル”！？ ファンから愛される理由
どんな試合の時にもバッグにはたくさんのサインペンを入れて持ち歩くという彼女。その理由は「手首が痛くても、ファンから求められたらサインに応じたいから！」。そんなファン想いの彼女は、Instagramのフォロワーも10万人以上と多くのゴルファーから愛されています。
つけられたあだ名は、キューティとビューティフルを合わせた造語の“キューティフル”なのだとか。キャッチーで新鮮な響きが、笑顔の素敵なパク・ヒョンギン選手にぴったりです。
インタビューなどで気さくに包み隠さず思いを語る姿勢や、ファンを大切にする性格が、多くのゴルフファンに愛されるゆえんであることは間違いありませんね
ライター／全智愛（JEON JIAE）在日コリアン三世。学生時代にゴルフを始める。スコアは伸び悩むが飛距離に少しの自信あり。現在はゴルフ動画の編集や記事執筆をしながら、2児の母として奮闘中。
参考・引用
パク・ヒョンギョン 選手 Instagram （@hyunkyung_17）
KLPGA公式WEBサイト
