女子ツアーはすでに開幕、国内男子ツアーは3月30日から開幕しますが、プロゴルフツアー観戦をより楽しむために皆さんが推しているプロをリサーチ。今季も推し活で忙しくなりそうです。
◆人気度はうなぎ上り!賞金総額は過去最高額!国内女子編
有村智恵プロ/プロフィール
1987年生まれ、熊本県出身。2008年プロミスレディスでツアー初優勝、12年日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯、18年サマンサタバサ ガールズコレクションなど 通算14勝。所属フリー
Q.有村智恵プロの推しは? 2023年の年間女王になりそうなプロは?
A.ショートゲームがダントツに上手い吉田優利
「アプローチやパットの技術がベテラン選手並み。総合的な実力があるので、勢いづいたらすごいと思います。ほかの選手の脅威となるのでは?」(有村プロ・以下同)
推しプロ【1】吉田優利 Yuri Yoshida
2000年生まれ、千葉県出身。21年楽天スーパーレディースで初優勝、同年ゴルフ5レディスで2勝目を獲得。趣味はお菓子作り。エプソン所属
昨年末、有村プロのインスタに上がった「同じ事務所所属(ゾーン)の選手が初めて全員揃った写真」。左から時計回りに有村プロ、吉田優利、渋野日向子、笠りつ子、古閑美保。最強5人娘!
Q.2023年は初優勝いけるのでは…と思うプロは?
Aこんなゴルフができるならいつ勝っても納得!菅沼菜々と岩井明愛
「菅沼選手のゴルフには懸念点がなくて、全体的に高レベル。とくに最終日の爆発力がすごいです」。岩井は双子の妹・千怜選手の活躍もいい刺激になりそう、と有村プロ。「昨年、エリエールレディスで明愛選手と一緒に回りましたが、彼女のスキのないゴルフに驚きました」
推しプロ【2】菅沼菜々 Nana Suganuma
2000年生まれ、東京都出身。22年リゾートトラストレディス、スタンレーレディスホンダで2位タイ。趣味は住宅展示場に行くこと。あいおいニッセイ同和損保所属
推しプロ【3】岩井明愛 Akie Iwai (写真左側)
2002年生まれ、埼玉県出身。21年にプロ転向。22年富士通レディース2位、大王製紙エリエールレディス4位タイなど。Honda所属
Q.世代別に、2023年ジャンジャン活躍しそうなプロは?
A.【若手】神谷そらのショットは観る者をうならせる
「ショットで人を魅了できる、女子の中では数少ない選手だと思います」。167cmと背丈があり、しなるような体の使い方などポテンシャルも高い。「プロとしてどんな活躍をするのか、純粋に楽しみ」
推しプロ【4】神谷そら Sora Kamiya
2003年生まれ、岐阜県出身。22年のプロテストに2回目の挑戦にしてトップ合格。ドライバー平均飛距離は260ヤード。所属フリー
A.【中堅】脱・スランプをバネに飛躍しそうな森田 遥
2019年にシード落ちしたものの、21年から調子を上げて22年ニチレイレディスで2位に。「短期間で立て直したのがエラい! 今季は自信を持って臨めるので、上位争いに食い込むのでは」
推しプロ【5】森田 遥 Haruka Morita
1996年生まれ、香川県出身。2017年北海道 meiji カップで初優勝。両親はともに中国出身の元卓球選手。新英ホールディングス所属
A.【ベテラン】久々のタイ合宿で闘魂注入したであろう笠りつ子
有村プロとは年齢、出身地、所属事務所が同じ。「彼女はショットメーカーで、22年のパーオン率は4位。今年はタイで恒例の合宿も実施したので、バッチリ仕上がっていそうです」
推しプロ【6】笠 りつ子 Ritsuko Ryu
1987年生まれ、熊本県出身。2011年ニトリレディスで初優勝、21年ヨネックスレディスで5年ぶり、通算6勝目を挙げた。趣味は買物、読書。京セラ所属
【電車内でおったまげ〜。目の前に有村智恵、笠りつ子、古閑美保がいる…】
有村プロを中央に左が笠りつ子、右が古閑美保。電車に乗って目の前にこの3人が揃っていたら、オラびっくらこく(有村プロのInstagramより)
※選手名、一部敬称略 ※記事内の解説は2023年1月末の取材に基づいています
Regina2023春号より転載 撮影/武重 到、鈴木 祥、Getty Images エディター/相田英子