先日行われた、アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKIとヤマハレディースオープン葛城で活躍を見せた4人の女子プロに、結果を出せた理由を聞いてみました。これを参考にすれば、スコアアップのカギが見つかるかもしれませんよ!
【佐伯三貴プロ】目のトレーニング強化で平均パット数が向上
鏡の上にボール、鏡上部にスティックを置いて打つパット練習を始めました。目標を確認するとき、利き目とそうでない目で見るときではどうしてもギャップが生じます。目標に向かってヘッドをどう出し、ボールがどう転がり、どれくらい切れるのかを片目ずつチェック。このトレーニングを始めてパットが決まりだし、平均パット数1位になりました。
【ぺ・ヒギョンプロ】右手一本でストロークしたらリズムがよくなった
パターを右手一本で持って打つ練習を多くやったんです。パンチが入ったり、ストロークのリズムが速かったりするとボールの転がりに影響します。右手一本でカップを見ながら一定のリズムで素振りした後、打ってボールの転がりを確認する。これを距離を変えながら繰り返し練習したら、パッティングのリズムがよくなって、好成績につながりました。
【岡山絵里プロ】軽いスティックを速く振る練習で飛距離が伸び、球に強さも出た
昨年は首と腰をケガしていましたが、いまはしっかり振っても大丈夫なので、ヘッドスピードを出す練習を始めました。たとえばドライバーのヘッド側を持って素振りするなど、軽いスティック状のものを連続で速く振るという練習です。飛距離も少しだけ伸び、球に強さも出ました。今日は強風でしたが、風に負けないショットが打てたと思います。
【金澤志奈プロ】ライン出しをしている安心感からターゲットに集中できた
大会前、コーチに「風が強いからコンパクトに振るように」といわれました。今日は強風だったので、アドバイスどおり通常の7~8割のスイングで振る「ライン出し」を多用しました。おかげでグリーンを外したのは3回。コントロールショットをしているという安心感があり、狙いどころを決めて打つことに集中できたのもよかったと思います。
記事・写真提供:週刊パーゴルフ