先日行われた、KKT杯バンテリンレディスオープンで活躍を見せた3人の女子プロに、結果を出せた理由を聞いてみました。これを参考にすれば、スコアアップのカギが見つかるかもしれませんよ!
【酒井美紀プロ】ボールの位置を右に寄せて遅いグリーンでも転がるボールを打つ
前週よりもグリーンが少し遅く感じました。同じ距離感で打ってもボールがカップまで届かない。1メートルを1・5メートルぐらいで打てば届きますが、それでは自分の距離感に誤差が出ると思い、ボールの位置を半個分ほど右に。それまでのアッパー軌道がダウンブロー軌道になり、ロフトが立ってインパクトを迎えるぶん転がる距離が長くなりました。
【吉本ひかるプロ】インサイドに上げるイメージに変えたらトップで間ができ打ち急ぎ防止に
私はアウトサイドにクラブを上げるクセがありますが、極端にアウトサイドに上げると当たりが薄くなるので、意識的にインサイドに上げるようにしたんです。すると、腕だけでヒョイとクラブを上げてしまう動作がなくなり、上体をしっかり捻転できるように。しかも、トップで間ができて打ち急ぎがなくなり、ミスショットが減りました。
【東浩子プロ】ボールの3本線を信じ、抑えめフォローでストローク
以前はボールに書いてある線をパッティングラインに合わせて打つのが苦手でした。アドレスすると、線が目標の右を向いているように見えて。でも、ボールに3本線を引き、あまりシビアにならずに合わせてみると誤差が気にならない。さらにテークバックの大きさで距離感を合わせ、フォローを抑えて打つようにしたら、カップインの確率が上がりました。
記事・写真提供:週刊パーゴルフ