先日行われた、「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」と「宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」で活躍を見せた3人の女子プロに、結果を出せた理由を聞いてみました。これを参考にすれば、スコアアップのカギが見つかるかもしれませんよ!
【一ノ瀬優希プロ】切り返しのタイミングを早め腰の回転を先行させた
左肩をケガし、まだ以前のようなスイングではないのですが、先週はトップからの切り返しのタイミングを少し早くすることを意識しました。切り返しを早くすると手が遅れてくるので、腰の回転が先行します。トップで手が下りてくるのを待つと、腰と手が一緒に回ってしまう。こうならないように意識し、久しぶりに2位タイで終えることができました。
【吉田弓美子プロ】オープンスタンにしてフェードを打ったら攻めやすくなった
もともとドローですが、疲れているのにドローを打とうとして、体の開きが早くなり、引っかけや右プッシュが出ていたんです。そこでフェードで攻める作戦に変更。スタンスをオープンにして、いつもどおりスイングをするだけ。スタンスがオープンなぶん左に振りますが、フェース面は開いてボールに当たるので、ボールは右に出る。これで攻めやすくなりました。
【新垣比菜プロ】ワキを締めて打つことでストロークが安定する
パッティングでワキを締めてストロークすることで、手先を使わずに狙ったところに打てるようになりました。ワキといっても右ワキだけ締める、左ワキだけ締める、両ワキを締める、の3パターンありますが、その日によって感覚が違うので、よりいいものを選んでいます。大会初日は右ワキだけを締める意識でパッティングしたのが、よかったと思います。
記事・写真提供:週刊パーゴルフ