先日行われた、「宮里藍 サントリーレディス」と「ニチレイレディス」で活躍を見せた4人の女子プロに、結果を出せた理由を聞いてみました。これを参考にすれば、スコアアップのカギが見つかるかもしれませんよ!
【高橋彩華プロ】インパクトは短く、「パン!」と振り抜く
ショットがよくなったきっかけはドライバーを弾きながら押し出すイメージで打つようにしたことです。「インパクトでヘッドを加速させる」というと分かりやすいでしょう。今までは浅くて長いインパクトだったのを、短く「パン!」と振り抜くようにしたことで、ドライバーやアイアンでもいいショットが出るようになりました。
【山戸未夢プロ】カップの延長線上に目標を定めそこに止める意識で打つ
今まではカップに対してジャストタッチで打っていたのですが、それだとショートしてバーディがなかなか取れませんでした。それで1メートルくらいオーバーしてもいいくらいの意識で打つように変更したんです。タッチを合わせるために、スライスラインでもフックラインでもカップの先の延長線上に目標を決め、そこに止めるような意識で打ちます。
【濱田茉優プロ】ワインサイド・アウトの軌道に変えたらアプローチがよくなった
特に30ヤード以内のアプローチがよくなったことがスコアにつながりました。渡しの場合、調子が悪いときは軌道がアウトサイド・インになりやすいのですが、フック回転を出すイメージで打つようコーチにいわれ、それを実行したらよくなりました。上体の浮き上がりを防ぐために、今はインサイド・アウトの軌道で打つようにしています。
【イ・ボミプロ】テークバックで左手甲が下を向くよう意識した
ドライバーで右に飛ぶミスが多くありました。意識したのはテークバックだけ。私はストロンググリップですが、テークバックで左手甲が上を向いて、フェースが開いたまま下りてきてボールが右に飛んでいました。そこで、テークバックで左手甲が下を向くようフェースを閉じて上げるように意識。するときれいなドローボールでティショットが安定しました。
記事・写真提供:週刊パーゴルフ