ステージが上がる!ウェッジ講座【6】ピンまでの距離が長いバンカー

ひたすらウッドでグリーンに寄せたら、アプローチで乗せて、2パットで上がれば上出来! これが多くの女性のゴルフ。でもこれって絶対パーは取れない計算。なんだか夢がない…。そんな女性は今すぐトライ! アプローチを知れば、ゴルフが確実に変わります。

構え方を少しアレンジするだけで、キャリーとランの幅が広がるのがアプローチの醍醐味。大切なのは、カラダの重心とアドレスだけ。いろいろ試してアプローチ名人を目指しましょう!

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できるだけ寄せたい!ピンまでの距離が長いバンカー

ピンまで距離があるバンカーは、ボールの下の砂を飛ばすイメージはキホンと同じですが、アゴが高くなければ通常のフルショットのように、ある程度カラダを使い、きちんとフォローを意識することが大切です。ただし、飛ばそうとしてカラダが先走り、ヘッドアップしてしまいがちなので注意。インパクトでスピードを緩めず、終始同じスピードで振り切りましょう。

キャリー:ラン=1:1

基本のスイング

足をしっかり砂に埋めて下半身を安定させたら、肩の回転でテークバック。フルショットのイメージでボールの下の砂を遠くまで飛ばしましょう。

フルショットのイメージで高く振り上げる

基本のバンカーショットより、気持ち長めにクラブを持ってテークバック。SWなら距離が出ないのでフルショットしても安心。

ボール位置は変えない

距離が欲しいからとボール位置を右にすると、ダフってボールが飛ばない。

指導/菊地明砂美プロ

1985年生まれ、北海道出身。親の影響で10歳からゴルフを始める。2010年にプロテスト合格。レギュラーツアーシード権を目指し、ステップアップツアーで奮闘中。今年から、ツアープロコーチ石井忍プロ主宰の「エースゴルフクラブ」で幅広いゴルファー相手にレッスンを行う。妹は菊地絵理香プロ。遠藤電設所属。

Regina 2019年初夏号より抜粋 撮影/村上悦子 エディター/たかはしよし子 撮影協力/カレドニアンゴルフクラブ