9月12日~9月15日に行われた、「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」で活躍を見せた3人の女子プロに、結果を出せた理由を聞いてみました。これを参考にすれば、スコアアップのカギが見つかるかもしれませんよ!
【大西葵プロ】大きな筋肉を使ってストロークすることを意識
パターのイップスで、ここまで試行錯誤していました。今週たまたま兄に「手を使っている。腹筋や背筋など体幹を使って打て」といわれたんです。手先で打っているときは無意識ですがグリップを強く握りやすいので、腹筋など大きな筋肉を使ってストロークする意識に変えました。転がりもよくなり、ストロークが安定。手も動いたので、もう治ったと思います。
【篠原まりあプロ】浅くなっていたトップを腰を速く回すことで深くした
腰に痛みや張りを感じるとトップが浅くなり、ショットがバラつくクセがあります。これは体調によって変わるので、毎回手探りで修正しています。例えばいいトップが10なら、8までしか上がらないというような感じです。いくつか修正法はありますが、先週はバックスイングで腰を早く回すことを意識したら、うまくハマって自己最高位で終われました。
【青木瀬令奈プロ】インテンショナルドローを打ち右への大ミスを回避した
前傾角度をキープできていなかったせいで、右に出てさらに右に曲がるボールが出ていて、それを本能的に嫌がって引っかけ球も出るという悪循環が続いていました。まだ調整中で、応急処置として持ち球ではないインテンショナルドローを打って凌ぎました。1クラブ大きいクラブで、フェースをかぶせて構え、インサイド・アウト軌道を強く意識して打つ。出球は右ですが、そこから右に曲がることがなくなり、攻め方で迷うことがなくなりました。
記事・写真提供:週刊パーゴルフ