10月3日~10月6日に行われた「日本女子オープンゴルフ選手権」で活躍を見せた3人の女子プロに、結果を出せた理由を聞いてみました。これを参考にすれば、スコアアップのカギが見つかるかもしれませんよ!
【畑岡奈紗プロ】ボールに近づいて立ったらテークバックが安定した
「テークバックで右ヒジが体の前から外れて、ボールに力が伝わらずショットが乱れていました。ボールとの距離が遠くなっていたんです。それに気づいてラウンド中に修正。単純にボールに近づくだけでは前傾姿勢が起き上がりますが、前傾をキープしながらほんの少しだけボールに近づく。これでテークバックが安定し、右ヒジも体の正面に収まりました。 」
【大里桃子プロ】半分の振り幅でフェアウェイキープ率が上がった
「クラブを担ぐように上げ、垂れたヘッドが見えるくらいのトップをつくっていて、振り遅れや、インパクトで突っ込むなどのミスが出ていました。そこで振り幅を半分、9時から3時の幅を徹底。意識は半分の振りでも、上体が回転するので実際のトップは程よいところに上がるように。動画でも確認し、納得して半分で振れるようになったのがよかったと思います。」
【岡山絵里プロ】左ヒザ位置のキープでインパクトが安定した
「ショットは左ヒザの位置と角度をキープしてバックスイング。下ろすときもそのままの位置と角度をキープしてインパクトを迎えるようにしています。試合中に意識したのは、ここだけ。左ヒザの位置が内側や外側にズレたり、流れたり伸びたりすると軸までブレてしまってボールを芯でとらえることができません。左ヒザキープで方向性が確実に上がりますよ。」
記事・写真提供:週刊パーゴルフ