100切りを目指すゴルファーや平均スコア90台のゴルファーの皆さんが、いつでも80台でプレーするためのコツを伝授する「いつでも80台で回るためのいろは」。教えてくれたのは、ツアーで活躍中の下川めぐみプロです。
【下川めぐみプロが先生】いつも80台で回るためのいろは バックナンバーをチェック
グリーン周りからのアプローチで遭遇する機会が多いのが、ラフからのショット。フェアウェイと同じように振ると芝に負けるし、芝に負けないように思い切り振ると、距離感が合わなくなってしまいますよね。 どう打つのが正解なのか、下川プロのレッスンをチェックしてみましょう。
◆インパクトは通過点！フィニッシュ位置を決めて振り抜こう
ラフからのショットで注意しなければいけないのが芝の抵抗です。フェアウェイからのアプローチショットと同じ感覚でスイングすると、芝の抵抗に負けてしまい、フェースが右を向いたり、左を向いて思ったところに打てなくなります。
しかし、だからといって芝に負けないように力をいつも以上に入れてインパクト するとスイングが乱れてしまい、ダフリやトップなどのミスが出やすくなります。
ラフからのショットでは、 インパクトに集中せずにフィニッシュを目指してスイングすることが、ミスを防止するポイント。スイング前にフィニッシュのカタチをとり、ヘッドの位置を確認してください。そして、実際のスイングではゴール （フィニッシュ）を目指して振ればＯＫ。インパクトは、あくまでも通過点だと考えてください。
そうすると、インパクトでパンチが入ってしまうことも、反対に緩んでしまうこともなくなり、安定した球が打てるようになります。また、ボールが沈んでいるからと、上から打ち込むスイングもミスが出やすくなりますので要注意です。
◆これはＮＧ！
ダウンスイングで上から打ち込み、ボールを打ちにいくのはNG。打点が乱れ、ダフリやトップの原因になります。また、グリーンオーバーして逆サイドから再びアプローチしなければいけないことも。
