【青木瀬令奈プロが教える!】苦手が得意になる。バンカー一発脱出術【1】

バンカーを前に、恐怖におびえるすべてのGOLF女子へ。「苦手だったバンカーが、打ち方を変えたら大好きになった」という青木プロがそのコツをすべて教えてくれました。「入らないで!」が、「入ってもコワくない!」に変わる、必見レッスンです

◆教えてくれるのは…青木瀬令奈プロ

1993年2月8日生まれ。153cm。群馬県出身。2011年プロ入り。2017年ヨネックスレディスゴルフトーナメント優勝。2018年度賞金ランク31位。趣味は宝塚観劇、スポーツ観戦、映画鑑賞、ピアノ。三和シヤッター工業所属。

青木プロとバンカーショットを得意に変えた大西翔太コーチ!

青木プロ(左)とバンカーショットを得意に変えた大西翔太(右)

◆【レッスン1】30〜40Yの基本のバンカーショット

→スタンスとフェースを少し開いて左に打ち出す

◆ボールのすぐ後ろにヘッドを入れよう

バンカーは、直接ボールを打たずに、ボールの後ろの砂を打ってその爆発力でボールを飛ばします。

フェースを開くのは、クラブのソールの出っ張り(バンス)を砂にぶつけたいから。ただしフェースを開くとボールが右に出やすいので、その分スタンスを開き、スタンスなりの左方向に振り抜きます。

番手はSWでもいいですが、同じ打ち方、振り幅でPWや8Iに変えるとラクに距離が出るので、試してみてください。バンカーがラク になるはずです。

同じ打ち方でもクラブによって距離が変わるのでいろいろ試して楽しんで♪

◆普通のショットのアドレス

ボールがカラダの真ん中
芝の上からの通常のショット。ボールをカラダの真ん中に置き、スクエアに構えてスタンスなりに振る

◆バンカーショットのアドレス

ヘッドが カラダの真ん中
ヘッドがカラダの真ん中。フェースとカラダを少し開き、開いた方向なりに左の方に振っていくイメージ

◆砂が自分にかかるイメージでカラダの左に打ち出して!

レジーナ2019年秋号内記事より 撮影/圓岡紀夫、GettyImages エディター/たかはしよし子 

取材トーナメント/サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント