大叩きホールのせいでイマイチ結果に満足できないゴルファーの皆さん! ゴルフに特効薬はありませんが、マネジメントで大叩きを避けることは可能です。トリ、2ケタ、2連続ミスを防ぐコツやテクニックを知り、「あのホールさえなければ…」という後悔をなくしましょう!
大叩きの予感【4】ああ…、無限のバンカー地獄
バンカーからなかなか出ないのは、クラブと打ち方の差別化ができていないから。なんでもかんでもSWで同じ打ち方をしてもダメ。手首を使うなどフェアウェイでのNG事項ばかりを行うのがバンカーショット。普通のショットとはまったく別物だと頭を切り替え、状況別バンカーの打ち分け方を覚えましょう。
バンカー脱出の処方箋【01】ピンがグリーン手前で近い場合はクラブを短く持ち、シュパッと振り抜く
<ポイント!>ピンが近い分、短めにグリップ。操作性が良くなり、振り抜きやすくなる
バンカー脱出の処方箋【02】あごが高い場合、コックを使ってヘッドだけを走らせて
<ポイント!>ヘッドがボールを追い抜いていくようなイメージで、ヘッドを走らせて
バンカー脱出の処方箋【03】バンカーのフチに止まっている場合、クラブを振れる方向に出せばOK!
バンカー脱出の処方箋【04】グリーンまで距離がある場合、AWやPWで目標方向にフォローを出す
【Regina読者に聞く】大叩きを脱却したコツやワザを教えて!
「グリーン周りは慎重に」
グリーン周りの30〜50Yでいかにピンに寄せるかを心がけています。そこからワンパットできるように、パターマットを買ってひたすらまっすぐ打つ練習をしました。パターとアプローチの練習は絶対必要です(みっちゃまさん/平均スコア100 ゴルフ歴2年)
「調子が悪いときはハーフショットのイメージで」
うまく当たらない&調子が悪いときはハーフショットのイメージでスイングしています。アプローチはスイングが緩みがちなので、一定のスピードを保つように気をつけたら、安定してきたような気がします。(金木美奈子さん/平均スコア95 ゴルフ歴8年)
「ミスしたら無理せずボギー狙い」
状況に応じたクラブ選択ができるようになったら、大叩きが減りました。ドライバーを失敗してもナイスボギーを狙い、次に無理なクラブは持ちません。その分、アプローチ&パターでスコアを作るよう心がけています。(山下知加さん/平均スコア85 ゴルフ歴12年)
「ギリギリの距離は大きめクラブで」
基本は無理をしないこと。たとえば100Yでギリギリ何かを越える場面では100Yより少し大きめのクラブを選択します。池やバンカーは必ず避けるようにしています。また、アドレスにも毎回気をつけています。(矢野裕美さん/平均スコア85 ゴルフ歴5年)
撮影/内藤サトル イラスト/いいあい エディター/大津恭子 撮影協力/ジャパンゴルフスクール 衣装協力/ジュン アンド ロペ