米ツアーを席巻中の、インパクトでフェースターンをしない最新型スイング。河本結プロが教える飛距離アップのポイントの第2回は「腹筋を意識すること」。パワーを最大限に発揮するための極意を見ていきましょう。
◆筋肉痛になるくらい腹筋を使わないと飛ばない
腹筋の力なしに、ドライバーの飛距離アップはあり得ません。ただ力を入れるのではなく、みぞおちからおへその下までを縮めるイメージです。そうすることで同時にお尻もキュッと締まるはず。必然的に余計な動きができなくなるので、体幹が安定します。真剣に腹筋を意識して練習すると、次の日筋肉痛になるはずです。
◆背中にクラブをあてて確認しましょう
○腹筋を強く意識してスイング!
腹筋を強く意識してスイングすると、体幹が安定するので、インパクトまでブレることなく、パワーを最大限に発揮できる
×背中が反っていると手打ちしかできない
腹筋が使えていない女性にありがちな、背中が反った直立型のアドレス。カラダが使えず手打ちになり、ダフリやすくなる。腰痛の原因にもなるので注意して!
×縮める意識がないとカラダが安定しない
腹筋を意識するといっても、ただ力を入れるだけではスイングは安定しない。しっかり縮めないとカラダが自由に動いてしまい、さまざまなミスを誘発することに。
撮影/近澤幸司・Getty Images エディター/たかはしよし子 撮影協力/日本体育大学