突如現れたプラチナ世代。その筆頭である安田祐香が今季プロデビューをはたしました。そんな安田プロは自称「ドリルマニア」なのだそう。今回はそんな安田プロを支えている「ドリル」を教えてもらいました。
安田祐香
やすだ・ゆうか/2000年生まれ。7歳からゴルフを始め、坂田信弘指導のもとスイングを教わる。昨年プロテストに合格し、今季前半の出場権をかけたファイナルQTでも2位入る。NEC所属
【安田ドリル⑤】厚いインパクトはボールコロコロで覚えてみて
最初にインパクトの形を作ってからテークバックせずにボールだけ押し出すドリルです。アドレスしたら下半身を捻ったまま上体でボールをゆっくり押し込んでください。慣れてきたら実際にベルトの高さまでテークバックして打ってみましょう。フォローが低く長く出せるので、つかまった厚いインパクトを覚えられますよ。
◆体で押し込むからボールがつかまる
◆ドリル応用編
インパクトの形を作ってからテークバック。難易度は上がるが実際にボールを打つので、よりヘッドを出す感覚が分かる
【安田ドリル⑥】ヘッドカバーを乗っけて素振りしてみて
ヘッドカバーを頭の上に乗せて素振りをするドリルです。スイング中に前傾姿勢が保てなくなると軌道も変わりスライスやフックの原因になりますし、上体が左右に動くとバランスが崩れてダフリやトップに繋がります。物を頭に乗せることによって、バランスを取る意識が増します。自宅でもできると思うので試してみてください。
◆グラつかないからミスが減る
○上体のバランスが保てるとヘッドカバーは落ちない
×ヘッドカバーが落ちると左右上下に上体が動いた証拠
ALBA792号より転載 写真/福田文平 取材協力/六甲カントリー倶楽部