◆【女子プロ新潮流】 飛ばすには腰をガンガン開こう!一気に腰をターンさせて飛距離も方向性もアップ
腰を開くとスライスすると思っている人が多いですが、最近の女子プロたちは腰を一気に回してガンガン開いて打っている。しかも飛距離も方向性もアップしているとのこと!
ガンガン回して腰を開いている3人の女子プロと、それを推奨する石川遼のトレーニングパートナーでもあるティーチングプロの伊澤秀憲に、そのポイントを教えてもらいました!
【女子プロ新潮流】 飛ばすには腰をガンガン開こうバックナンバーはこちら!
1回目の記事はこちら→【河本結に聞く】腰を開くとスライスしないって本当?
◆画像でチェック!腰がターンして球がつかまるスイングのコツ
【1】ダウンスイングで手元を体に引き寄せる
ダウンスイングは左腰に向かって手元を真っすぐ下ろす。すると腰が自然にターンしてスムーズにフェースも閉じる
【2】左足で芝を引っかいて回転にパワーを与える
回転スピードを上げるには地面反力を使うのが効果的。左足を伸ばしながら、足裏で芝を引っかく意識を持つと、スピーディにターンできる
◆【伊澤プロのワンポイントアドバイス】右腕を長く使おう
一気に腰を開いていくスイングでは、ダウンスイングで右ヒジを曲げずに腕を長く使う意識が大切です。曲げるとタメができそうですが、実際は振り遅れによるスライスや、腰が止まっての引っかけが生じるのです。
【これはOK】手首の角度を保って手元を下ろす
【これはNG】右ヒジが曲がると腰が止まり振り抜けない
◆教えてくれたのは…
河本結 かわもと・ゆい/98年生まれ。2018年のプロテストに合格し、ツアー本格参戦の19年3月に行われた「アクサレディス」で早々とツアー初優勝。5月~6月には4戦連続でトップ3入りするなど、常に上位をにぎわせる存在となった。最終日に赤いウェアを着るタイガー・ウッズがあこがれの選手で、自身もそれをまねて最終日に赤いリボンを着用する。
解説・指導 伊澤秀憲 いざわ・ひでのり/91年生まれ、神奈川県出身。叔父は伊澤利光。石川遼とは同学年のジュニア時代からの友人でスイング論を戦わせる仲。現在はアマチュアにレッスンする傍ら、ツアーにも挑戦
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ALBAドライバー・アイアン・アプローチぜんぶ女子プロに教わろう! 2020年版掲載 編集/島村涼 撮影/相田克己 岩本芳弘 上山敬太 河橋将史 佐々木啓 鈴木祥 福田文平 富士渓和春 村上航 山上忠 米山聡明