【三ヶ島かなプロの右手練】「体が浮き上がる人」はやってみよう!おなかを締めればスエーしない

「スイングチェック、スイング作りをするうえで片手練習はとても重要です」というのはツアープロコーチの石井忍。実際、ほとんどの女子プロが今でも練習前のルーティンに取り入れているそう!彼女たちがどこに気をつけて練習しているのか、その実態を聞いてみました♪

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◆インから下ろす意識が強いと右手で引っ張る

ドローヒッターの私は、インサイドからクラブを入れて球をつかまえるイメージを持っています。でも、この意識が強いと、体が左にスライドしすぎて右手でクラブを引っ張ってしまうんです。すると、体が浮き上がって手首が返ってしまいます。
このクセを修正するために右手練をしています。左腰の横に棒を立て、左にスライドしないように体を回します。ポイントは腹筋を締め続けること。風船を膨らますときのようにおなかに力を入れると、前傾をキープでき、その場でクルンと回れますよ。

おなかの力が抜けると、ダウンスイングで体が浮き上がり、左にスエーする原因になる。

前傾姿勢を維持するコツは腹筋を締めておくこと。スイング軸をキープしやすくなる。

◆教えてくれたのは…

三ヶ島かな みかしま・かな/96年生まれ、福岡県出身。小学4年生でゴルフを始める。沖学園高時代には、同級生の篠原まりあらとともに九州ゴルフ界で活躍。高校卒業後の15年にプロテストを受験も、2打足りず不合格に。しかし、その年のファイナルQTで5位に入り、単年登録者として16年シーズンからレギュラーツアーに参戦する。17年に賞金ランク41位となり、初のシード権を獲得した。また18年プロテスト合格も果たした。

解説・指導  石井 忍 いしい・しのぶ/74年生まれ、千葉県出身。数多くのツアープロのコーチを務める一方で、アマチュアの指導にも力を入れている。エースゴルフクラブ主宰

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ALBAドライバー・アイアン・アプローチぜんぶ女子プロに教わろう! 2020年版掲載 編集/島村涼 撮影/相田克己 岩本芳弘 上山敬太 河橋将史 佐々木啓 鈴木祥 福田文平 富士渓和春 村上航 山上忠 米山聡明

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