東浩子は左足下がり&砲台グリーンでこう打つ!フェースを左に向けてヘッドを真っすぐ出す

女子プロがなぜスコアをまとめられるのかといえば、グリーン周りからのアプローチで確実にパーセーブしているからです!

そこで、花道、ラフ、バンカー越え、左足下がりといった状況でどう打てばいいのか、女子プロに聞いてみました。どうやら状況に応じた打ち方に徹することがアプローチを成功させる秘訣のようです!

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◆インパクトではフェースが目標を向く

砲台グリーンだからといって、サンドウェッジのフェースを開いてボールを上げにいくと、ヘッドがボールの下を潜る危険があります。ここはあえてボールを転がし、砲台グリーンの傾斜をかけ上らせる打ち方を選択しましょう。その場合、フェースを閉じて構えます。45度ぐらい閉じて構いません。極端な話、アドレスしたときにフェースが自分に向いている感覚です。

このまま打つとボールが自分に向かって飛んでくると思うかもしれませんが、心配は無用。ボールの上からコツンとヘッドを下ろす要領で、傾斜に沿ってヘッドを動かすと、インパクトでフェース面がスクエアに戻り、ボールは目標に向かって転がります。芝の抵抗を多少受けるので、ボールが転がりすぎることはありません。それほど難しい打ち方ではないため、緊張する場面でも有効な打ち方です。

ボールを右足前に置き、フェースを閉じて構えたら、手首のコックを使ってクラブを上げる。トゥを自分に向けるつもりで、ヘッドをボールの上から下ろす。インパクトで終えるぐらいのつもりで構わない。頭を残してボールを打つことができ、ミスも少ない

◆教えてくれたのは…

東浩子プロ あずま・ひろこ/92年生まれ、岡山県出身。ドライバーからパットまで安定した総合力の持ち主。20年は悲願のツアー初優勝を狙う

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ALBAドライバー・アイアン・アプローチぜんぶ女子プロに教わろう! 2020年版掲載 編集/島村涼 撮影/相田克己 岩本芳弘 上山敬太 河橋将史 佐々木啓 鈴木祥 福田文平 富士渓和春 村上航 山上忠 米山聡明

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