ゴルフはアドレスが一番大事、と言われます。とくに難しいのが、打ちたい方向に真っすぐ立つこと。正解は、ボールとターゲットを結ぶラインと肩・ヒザ、足のラインが平行になるように立つことですが、自分では真っすぐ構えているつもりでも“右を向いているよ”と、言われる人も多いのでは？
アドレスが右を向いているとスライスが出やすく、思った方向に打てずに２打目が難しくなります。そこで、真っすぐ立つためのコツを、井上莉花プロに教えてもらいました！
【Point1】ボールのラインとヘッドを合わせる
コースに立つと景色や傾斜などに惑わされて“真っすぐ”を見失いがちなので、目の近くで“真っすぐ”を作るといいでしょう。ボールの文字やラインをターゲットに真っすぐに合わせ、フェースが垂直になるようにセットしましょう。
【Point2】構えた後は首の角度を変えずに目標を見る
せっかく正しく構えても、目標を最終確認しようとして顔を起してしまう人をよく見ます。こうすると、肩のラインの平行が乱れてしまいがち。目標を確認するときは、首の角度を変えずに頭だけを動かしましょう。
【Point3】ティーイングエリアの右に立つ
どうしても右を向きたくないという人は、ティーイングエリアの右に立ってみましょう。左方向を広く見ることができ、カラダのラインが右を向きにくくなります。
左側に立つのはNG。右が広く見えてカラダが開き、右を向きがちに。
◆井上莉花プロ／プロフィール
1993年生まれ、茨城県出身。163cm。O型。父のすすめで、10歳からゴルフを始める。2014年プロ入り後、ツアーに出場。USGTFティーチング資格取得。現在は、レッスンはもちろん、テレビ・雑誌などで幅広く活躍。YouTubeチャンネル「井上莉花のStance tv」も人気。ウェア契約はCPG GOLF。 Instagram@1124rika
撮影／清水ちえみ 取材・文／たかはしよし子 取材協力／KOSHIGAYA GOLF CLUB【PGM】
