フェアウェイ両サイドよりもさらに芝が深くなっているアプローチエリア。SW(サンドウェッジ)を使い、クラブの重さをしっかり使って脱出するのがポイントです！
ボールが浮いている状態なら。距離もしっかり稼げる！UTユーティリティ6本！【一発アウトを叶えるラフ攻略レッスン】
【ポイント1】ボールを上げたいときは開いて構える
ボールはやや右足寄りにセットし、開いて構えます。芝が濃密で引っかかりそうな場合は、やや左足を引き、オープンスタンスをとるとクラブの抜けが良くなります。
◆失敗しないコツは短く持つこと
強烈に深いラフにすっぽりと埋まっている場合は、短く持って操作性をアップさせて。
【ポイント2】ひるまずにしっかり打ち込む
SWでのアプローチは難しいと思い込んでいる人も多いですが、それは芝が薄い状態での話。ラフにある場合はバンカーショットと同じように思い切り打てるぶん、SWが有効です。
【ポイント3】フォローは最後までとる
スイング軌道はバンカーショットと同じようなアウトサイド・インの軌道でOK。手打ちにならないよう、体から手元が離れないように注意しながら、最後までくるりと回転を。
◆教えてくれたのは…井上莉花さん
1993年生まれ、茨城県出身。身長163cm。父親の影響で10歳からゴルフを始める。USGTFのティーチング資格を持ち、Instagram（＠1124rika）ほか、YouTubeチャンネル『井上莉花のStance tv.』ではレッスンだけでなく、積極的にゴルフの魅力を伝えている。
Regina2022年初夏号より転載 撮影／長谷川直紀（人物）、SHINTARO（静物） エディター／一寸木芳枝 撮影協力／スイング碑文谷
