【青木瀬令奈プロ&菅沼菜々プロが登場】正確性を高めるコツ&ドリルを教えてもらいました!

◆青木瀬令奈プロ「“ ショットの精度=ミート率を上げることが近道。高いティで打つ練習を」

ミート率を上げるには、打点のズレを防ぐこと。アドレスの前傾角度をキープしたままインパクトすることが必要です。その技術を習得するには、ドライバー以外を高いティで打つ練習です。

1993年生まれ。身長153cm。群馬県出身。’23年「大王製紙エリエールレディス」、「Tポイント×ENEOS」で2勝。’23年度ポイントランク12位。ツアー通算5勝。リシャール・ミル所属

フェアウェイキープ率 4
リカバリー率  3
平均パット数 1位   (1ラウンド当たり)

コツ◆左ひざの高さを変えず8割くらいで

YOKOHAMA, JAPAN – JULY 03: Serena Aoki of Japan hits her second shot on the 9th hole during the final round of Shiseido Ladies Open at Totsuka Country Club on July 03, 2022 in Yokohama, Kanagawa, Japan. (Photo by Atsushi Tomura/Getty Images)

アイアンからはじめてみよう…球の高さをそろえるイメージで力は8割。左ひざの高さを変えないように。アイアンから徐々に長いクラブで挑戦して。

うまく当たらない人は…①「トップ」「球が右に行く」「球が低い」という人は、アドレスの前傾角度よりカラダが浮いてしまっているので、肩のラインを平らに回すイメージで打つ。
「テンプラ」「球が左に行く」「球が上がりすぎる」人は、下半身が止まり上体が左に突っ込んでいるので、「打つ」ではなく「球は通過点」という感覚で打とう。

◆「あっちに行くよりいっか」というマインドでゴルフをしてみて

TOMAKOMAI, JAPAN – JULY 07: Serena Aoki of Japan hits her tee shot on the 2nd hole during the first round of Nipponham Ladies Classic at Katsura Golf Club on July 07, 2022 in Tomakomai, Hokkaido, Japan. (Photo by Atsushi Tomura/Getty Images)

◆菅沼菜々プロ「“インパクトで手元が浮きがちな女性は アドレスの位置に手元を戻す意識  が大切です”

ショットの精度をじゃまするのは、インパクトで手元が浮いてカット打ちになること。力のない女性に多いミスです。私は手元の高さを抑えられる手作り練習器具を使っています。

2000年生まれ。身長158cm。東京都出身。’23年「NEC軽井沢72ゴルフ」で初優勝。同年2勝目を挙げる。あいおいニッセイ同和損保所属

リカバリー率 8
平均パット数 12位   (1ラウンド当たり)

ドリル◆手元の位置にスティックをセット。先端の下をくぐるようスイング

私がいつもやっているドリルです。スティックをセットするには、第三者の協力が必要ですが、お友達と一緒に交代でやってみては。正しいカラダの動きも分かるおすすめドリルです。

コツ◆グリップエンドの位置を意識。グリップエンドはおヘソに向けましょう

手元が右腰まで下りる位置から、グリップエンドをおヘソに向けるイメージをもつとクリーンヒットできます。

Regina2024春号より転載 撮影/田中宏幸、ALBA、Getty Images イラスト/丸口洋平 ホール図/佐藤信男 スタイリスト/林かよ  エディター/たかはしよし子 撮影協力/足利城ゴルフ倶楽部

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