【原英莉花プロ連続ドライバー写真】上半身と下半身の捻転差を最大限に使うダイナミック度No.1スイング

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◆飛距離が欲しい高身長でフィジカルの強い人のお手本

高身長+強いフィジカルによる非常にアスリート的なスイング。上半身と下半身の捻転差も使うので、柔軟性が必要で難易度は高いですが、身長の高い人はまねできるポイントもあります。まずはアドレスの形。飛ばし屋なのに肩の力がとても抜けていますね。飛ばそうとするとつい力んでしまうので、ここはぜひ心がけてください。また、前傾角度を最後までキープしているところも見習いましょう。もうひとつは、トップでの左手の角度。腕と左手首の角度が一直線になっています。自分のトップと見比べて、意識してみましょう。

◆START◆

肩を脱力し首を長く保つ。腰の位置は高い

フェースとボールが見合ったまま始動。アドレス時の腕と肩の三角形をキープ

胸椎を回し体の回転でテークバック

腕と左手首の角度が一体化して一直線。左手の甲が背屈すると、フェースが開きがちに

前傾角度を崩さずにインパクトを迎える

前傾角度を崩さずにインパクトを迎える。前傾角度をキープしたまま フィニッシュまで持っていけるのは、柔軟性が高いから

◆FINISH◆

◆原英莉花プロ/プロフィール

MIYAZAKI, JAPAN – NOVEMBER 26: Erika Hara of Japan reacts after her tee shot on the 2nd hole during the final round of JLPGA Tour Championship Ricoh Cup at Miyazaki Country Club on November 26, 2023 in Miyazaki, Japan. (Photo by Atsushi Tomura/Getty Images)

1999年生まれ、神奈川県出身。身長173cm。NIPPON EXPRESSホールディングス所属。国内ツアー通算5勝。メルセデス・ランキング62位(’24年4月16日現在)。

解説してくれたのは大西翔太プロ

おおにししょうた/1992年生まれ。名門・水城高校ゴルフ部出身。PGAティーチングプロ。青木瀬令奈プロ、澁澤莉絵留プロら女子プロのキャディ兼コーチを務める。YouTube『大西翔太GOLF TV』も好評で、著書『軽く振ってきれいに飛ばす!! 飛距離アップの正解』が発売中。

Regina2024初夏号より転載  取材・文/たかはしよし子 

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