今日は調子がいいなと思っても、いきなり1ホールで大叩き。「あのホールの10打さえなければ…」とタラレバを繰り返しているなら、一度自分のプレーを振り返ってみて。林の中だったりバンカーだったり、難しい状況から何も考えずに打っていませんか?
いったんハマりだすと抜け出せない理由は、ひとつのミスショットで動揺してしまうから。ミスが出たときほど、冷静に自分ができることをきっちりするのが大切です。今回は、ハマりがちなパターンを例に上げながら、正しい対処法を教えます!
【あなたならどうする?!】正しい状況判断でピンチを切り抜けよう!
【Case4】2打目が傾斜地…どのように打つ?
- 何も考えずに打つ
- グリーン方向を狙う
- フェアウェイに出す
正解は【3.フェアウェイに出す】
ツマ先上がりのようなライでは、ボールは左に引っかかりやすいと言われます。その分、ボールの打ち出す方向は右になるべきですが、それはグリーンを狙う場合のみ。まずはフェアウェイに出すのが正解。確実に出すためには、クラブを短く持って、コンパクトに振るのが原則です。
アドバイス【足場がふらつかないよう、スタンスはやや広めに!】
ツマ先上がりに限らず、傾斜地はスイングしたときにバランスが崩れやすいので、スタンス幅をシューズ1足分ずつ広くしておきましょう。ツマ先下がりも同じくスタンス幅を広げて、腰を落として構えるのがポイントになります。
【Case5】アゴの高いバンカーショット。どのように狙う?
- ピンの方向に打っていく
- アゴの低い方向に打つ
- 後ろに出す
正解は【2番と3番。無理は禁物です!】
たとえピンがアゴの高い方向にあったとしても、できるだけアゴの低い方向に打つのが得策。だから後ろに打つのも選択肢のひとつです。あとは、打つときの注意点として、必ずフェースを開きましょう。
バンカーから高さと距離を出せないのは、フェースを開けていないからですよ。
Regina特別編集 女性ゴルファーのためのスコアアップBOOKより掲載