練習ではバッチリなのに、コースに出ると結果が出せない…。そんな悩めるゴルファー必見! 100切り請負人・木原睦美プロ直伝のノウハウは、結果にコミットするものばかり。今回は傾斜のショットとロングパットのポイントをご紹介します。
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【09】よく空振りをする、きつい傾斜でミスをする…傾斜のパターンを覚えよう
傾斜からのショットが難しいのは、自分の体とクラブ、ボールの位置との距離感が、平地と違ってくるからです。コースでは、練習したことのない急な傾斜から打たなければならないこともしばしば。思いがけないミスや空振りを避けるためには、傾斜の4つのパターンを覚えてしまうしかありません。あとは現場の状況に応じて組み合わせましょう。
①つま先上がり
<セットアップ>スタンス狭めで傾斜なりに立ち、ひざは伸ばし気味。ボールとの距離が近くなる分、クラブは通常より短めに持つ。ボールは左方向に飛び出しやすいので、その分ターゲットを右におく。ボールの位置は左右の足の中央あたり。
◆コレがNG!
②つま先下がり
<セットアップ>スタンス狭めで傾斜なりに立ち、やや深めに前傾してバランスをとる。ボールとの距離が遠くなるので、空振りに注意。ボールは右方向に飛び出しやすいので、その分ターゲットを左におく。ボールの位置は左右の足の中央あたり。
◆コレがNG!
③左足上がり
<セットアップ>傾斜なりに立ち、肩と傾斜が平行になるように構える。ボールの位置は中央よりもやや左足寄り。ボールは高く上がるので、クラブなりの距離は出ない(短い)。バックスイングをコンパクトに。
◆これがNG!
④左足下がり
<セットアップ>傾斜なりに立ち、肩と傾斜が平行になるように構える。ボールの位置は中央よりも右足寄りに。ボールは低く出るので、無理に上げようとしないこと。フォロースルーをコンパクトに。
◆コレがNG!
【10】3パット、4パットが多いファーストパットが近づかない…ロングパットはラインよりも距離感優先!
ライン読みにたっぷり時間をかける人ほど距離感をおろそかにしがちです。パットは方向性と距離感の両方共大事ですが、ロングパットはまず1打目にピンの近く(理想は1m以内)に寄せることを優先して。ロングパットを2〜3打で確実に決められれば必ずスコアが縮まりますよ!
◆パットの考え方
5Y:100%2打で入れる
10Y:2打で入れる
20Y:100%3打以内で入れる
撮影/内藤サトル、岡田こずえ(読者モデル分) エディター/大津恭子、佐藤繭子 撮影協力/千葉バーディクラブ