実践すれば上達確実☆「予約殺到のレッスンプロ・木原睦美が教える100切り女子への道」バックナンバーをチェック
◆むっちゃんのメンタル改造講座! ショートホール3つの「〇〇しちゃってない?」
インターネットによるアンケートの結果、Regina読者の約5人に2人が「ショートホールがいちばん苦手」と回答。木原プロがショートホールで起きるミスの原因と克服法を解説します!
◆目からの情報に萎縮せず冷静にマネジメント
ショートホールが苦手な方には、3つの特徴があります。みなさんは、下で挙げる3つの「〇〇しちゃってない?」に心当たりはありませんか? これらはすべて、ピンが見えているために起こる、マネジメントの狂いからくるものです。ショートホールになると途端にミスを連発するのは、ハザードなど目から入る多くの情報によって筋肉がこわばり、いつもならさらりとやっていることができなくなってしまうから。状況を冷静に判断できるようになれば、無駄な緊張はしなくなります。
重要なのはクラブ選び。大抵はドライバーより短いクラブを使うのですから、ショット自体は比較的やさしいはず。クラブの飛距離を信じてスイングしましょう。考え方をほんの少しあらためれば、ショートホールは怖くありませんよ。
【1】幽体離脱、しちゃってない?
「あそこに打ちたい!」という気持ちが前面に出てしまい、体ごとピン方向に向かってしまう人がいます。私はこの現象を「幽体離脱」と呼んでいますが、これでは軸がブレブレで、ミスをするのも当然です。軸を中心にくるりと回転するという基本を思い出して!
→光の壁の中でスイングしましょう!
【2】意味のない付け加え、しちゃってない?
池がある、バンカーを越えたい…と、大きめのクラブを持ったときに限って届かないこと、ありますよね? それは無意識のうちに「大きいクラブだから」と思って緩めてしまっているから。ショットに緩みは禁物です。意味のない勝手な付け加えはミスのもとと肝に銘じて。
→加減しなくていいクラブ選択を!
【3】理想と現実、離れちゃってない?
下のような状況ではどのように攻略しますか? テレビ中継で映し出されるプロのような攻め方が理想ですが、現実的ではありません。チャレンジするのもアリですが、結果的に大叩きになる可能性も。自分の実力と照らし合わせて攻略しましょう。
撮影/内藤サトル、岡田こずえ(読者モデル分) エディター/大津恭子、佐藤繭子 撮影協力/千葉バーディクラブ