上げようとしてチャックリ…。トップの連続でグリーン上を何度も往復…。ピンが近づくほど、難しさが増す気がしていませんか? そんな人こそ、必読! ショートゲームの極意、教えます!
スッキリ解決!ショートゲームのお悩みに答えます★【1】距離感のつかみ方
◆ショートゲームを磨けばゴルフはもっと楽になる!
「ドライバーもそこそこ打てるし、2打目だっていいところに置ける。なのに、ホールアウトするとダブルボギー、もしくはそれ以上のスコアで上がることが多い…」。
こんな女性、実はすごく多いんです。では、何が問題なのか。それはズバリ、100ヤード以内のショートゲーム。残念なことに“飛距離”を求めて練習に励む人は多いのですが、ショートゲームを磨こうという人はまだまだ少数。私からしたら、もったいない! というのが正直な気持ちです。
よく、「100ヤード以内を3打で上がろう」といいますが、それは70台〜80台の人の話。コンスタントに100を切り、90前後でラウンドできるようになるためには、100ヤード以内は4打を目標に、「グリーン周りから3打」で、十分です。
大事なのはふたつ。ひとつは、打つ前に必ずイメージをすること。打ち方ばかりを意識するのではなく、ピンに向かってどんな球を打つのか。高い球で狙うのか、エッジに落としてから転がして寄せるのか…。明確なイメージを持ってから、アドレスに入りましょう。とくにアプローチは、ほぼアドレスで決まるといっても過言ではありません。
もうひとつは得意番手を1本つくること。P(ピッチングウェッジ)、A(アプローチウェッジ)、S(サンドウェッジ)、どれでもOK。これ! と決めたら、あとは振り幅ごとの距離を把握するだけ。難しく考える必要はないですよ! 少しずつ磨いていきましょう。
◆ショートゲーム攻略に欠かせないのは「想像力」!ハーフスイングの連続写真をまずは頭に焼き付けて!
◆教えてくれたのは…吉本 舞さん
佐賀県佐賀市出身。「ゴルフの楽しさを多くの方へ伝えたい」と、敏腕プロコーチ森守洋氏に師事。東京都三鷹市の「東京ゴルフスタジオ」(☎03-5314-1551)にてレッスン中。ゴルファー一人ひとりの悩みに寄り添った、丁寧でわかりやすいレッスンが評判。趣味はドライブと夜景を観ること。お気に入りは「東京タワー」。Instagram(@maiyoshimoto_)では、ワンポイントアドバイスやゴルフウェアコーディネートをポストしている。
撮影/角田慎太郎(Gran) エディター/一寸木芳枝 撮影協力/ロイヤルスターゴルフクラブ