私たちを待ち受けるトラブルは、池やバンカーだけにあらず。どう打てばいいか悩ましい“あるある”な4つのシーン別の攻略法、教えます!
アプローチの天敵、3大ミス シャンク・トップ・ダフリに効く即ピタドリル【ショートゲーム完全攻略レッスン】
◆ベアグラウンド→パンチショットで出す
□ ハンドファーストに構えて、クラブを低く長く出す
SやPよりロフト角の立ったクラブを持つのがベター。林の中から出すときなど、球を低く出したいときほど、ボール位置は右、と覚えておこう。
◆ディボット跡→コックを使って出す
□ コックを使ってVの字に振る
□ クラブのロフトを立てて入れる
コックを使い、クラブを上から鋭角に入れるのがコツ。ボール位置は真ん中よりやや右に。重心は6:4で左足寄りで構えると、クラブが振り抜きやすいです。
◆深いラフ→体の回転で出す
□ 力づくで出そうとしない。クラブを最後までしっかり振り抜く
ロフトの立っているクラブで力ずくで出そうとすると、芝の抵抗に負けてフェースが閉じ、球が出せないリスクが高まります。深く沈んでいる場合は潔くSを選択して、体の回転で出そう。
■薄い芝→パターと同じ振りで打つ
□ クラブのヒールは少し浮かす
ヒールアップすることで地面との接地面が少なくなり、クラブへの抵抗が減ります。だから多少ダフっても、クラブヘッドが前に出やすいため、ぐっとミスが少なくなりますよ。
◆教えてくれたのは…吉本 舞さん
佐賀県佐賀市出身。「ゴルフの楽しさを多くの方へ伝えたい」と、敏腕プロコーチ森守洋氏に師事。東京都三鷹市の「東京ゴルフスタジオ」(☎03-5314-1551)にてレッスン中。ゴルファー一人ひとりの悩みに寄り添った、丁寧でわかりやすいレッスンが評判。趣味はドライブと夜景を観ること。お気に入りは「東京タワー」。Instagram(@maiyoshimoto_)では、ワンポイントアドバイスやゴルフウェアコーディネートをポストしている。
撮影/角田慎太郎(Gran) エディター/一寸木芳枝 撮影協力/ロイヤルスターゴルフクラブ