松山英樹のスイングコーチ直伝！打ち上げ、狭いホールではどうする？【“考える”ティショット】

2021.04.14
レッスン

アジア勢初のマスターズ制覇という偉業を成し遂げた松山英樹プロや、有村智恵プロ、河本結プロのスイングコーチである目澤秀憲ツアープロコーチ。今回は打ち上げ＆狭いホールの攻略法を教わります。女性にとってわかりやすいレッスンになっているのでさっそくチェックしていきましょう♪

松山英樹のスイングコーチ直伝！“考える”ティショット

Regina読者苦手2位◆打ち上げ。どうやって攻略する？

◆ティアップを高めに、目線は上げる

避けたいミスはトップのように低い球を打つことです。キャリーを稼げないので、飛距離が出ません。ある程度の高さを出したいので、ティアップをいつもより少し高めにセットします。アドレスでは目線を水平よりも高い位置に上げましょう。右足に体重が多く乗るように構え、肩のラインを軽く右に下げます。あとはダウンスイングで上体が目標方向へ突っ込まないように気をつけながら振り抜きます。

◆レディスティからはこう見える！フェアウェイが目の前に迫る

フロントティよりもフェアウェイが近くにあるので圧迫感を感じます。普通に打つとすぐに着弾しそうな雰囲気ですが、むやみに手でボールを上げるような動きはできるだけ避けましょう。

◆目澤コーチに教わる打ち上げ攻略のポイント

【1】目線を上げて構えよう

打ち上げホールではボールを高く打つ準備をアドレスからしておきます。そのひとつが目線です。この場合、水平ラインよりも高い位置に目線を上げましょう。

【2】右体重で構えよう

通常のドライバーショットでの体重配分は左右均等か右足に６割、左足に４割ぐらいですが、打ち上げでは、キャリーを出したいので右足に７割ぐらい乗せて構えましょう。同時に右肩も下げて肩のラインを傾けます。

Regina読者苦手3位◆狭いホールはどうやって攻略する？

◆自分の持ち球を信じて狙いを決める

避けたいミスは左右に大きく曲がって林やＯＢゾーンに打ち込むことです。それを避けるには、最初から右か左に曲がることを想定して目標を決めること。持ち球がスライスなら、フェアウェイ左サイドを狙います。どちらに曲がるか分からなければ、その日の傾向から決めましょう。間違っても距離を欲張って大振りしないことです。ハーフトップでもいいぐらいの気持ちでスイングしましょう。