パスタにチョコにお酒…ダイエット中でも罪悪感なく食べるコツ【前編】

一般的には「ダイエットの敵」というイメージが強いものでも、工夫次第では、ダイエット中でもストレスなく口にできることもあります。女性ゴルファーは、カラダがちょっと重く感じるだけでもスコアに響きがちですから、日々の食生活でもダイエットを意識できればベターですよね。

おうち時間が増えているご時世では、日々の食事で食べるものの「選び方」を変えるだけでもダイエットが成功しやすいため、短期で結果を出したい人にとってチャンスです。

時短美容家でありフードアナリストの並木まきが、一般的に「ダイエットの敵！」とされているものでも女性ゴルファーが賢く口にするコツをお話します。

■「ダイエットの敵」だと思っていた食べ物も罪悪感なく食べられる！？

「パスタ」「お酒」「チョコレート」などと耳にすると、ダイエット中の人ほど「食べたいけれど、我慢だな……」となりますよね。実際、一般的にはこういった食べ物はハイカロリーだったり太りやすかったり……のイメージが強いのも確かでしょう。

また、ラウンド後のタイミングでは空腹を感じる女性ゴルファーも多いので、特にこういった「がっつり系」「こってり系」の食べ物を欲する人も多いはず。そこで我慢をするのは、ダイエットには効果があっても、無用なストレス源になりやすいですよね。

大丈夫！選び方を工夫するだけで、ダイエット中には避けたほうが良さそうな食べ物でも、そこまでの罪悪感を覚えずに食べることができるかもしれませんよ。続いては、私自身も実践しているダイエット中のフード選びのコツを2つのポイントに分けて解説します。

コツ1：「プロテイン」は置き換えだけでなく「お酒」対策にも

筋肉トレーニングやボディメイクをしている人のあいだでは、すでにブームを超えて定番となっている「プロテイン」は、ダイエットをしている人には「置き換えメニュー」としても人気があります。食事量を減らしつつも、上質なタンパク質をはじめとした必要な栄養を摂ることで、無理なくダイエットを進めたい人からも支持されている方法です。まさに食事を“置き換える”だけの手軽さなので、忙しい人が気軽にダイエットに取り組めるところも魅力ですし、プロテインそのものが食後の満足感も得やすいことから、ダイエット初心者も挫折しにくいのではないでしょうか。プロテインダイエットでは、1日1食だけの置き換えで、あとは今まで通りの食事をしながら、ゆるゆるとダイエットに取り組んでいるパターンも多いです。

一方、タンパク質には、アルコール代謝をスムーズにする働きもあると言われていて、飲酒をする前にプロテインを摂っておくと、二日酔いを防ぐ効果が期待できるとも。また、プロテインには満腹感があるので、そのあとに飲むお酒の量を減らしやすいメリットも期待できます。

つまりプロテインは、通常のダイエット置き換え食としても使えるほか、お酒を飲む前のサポートにも応用が効くというわけなのです。女性ゴルファーの日々のダイエットに使えるだけでなく、ラウンド後の反省会などアルコールを伴うシーンの対策としても、使いやすいテクニックなのではないでしょうか。

■好きな味のプロテインでココロも満たせる！

実際に私が実践したところ、飲酒前にプロテインを飲んでいないときと比べると、プロテインを摂取したあとには、プロテインの満足感もあって飲酒中に食べる量を減らせるほか、お酒に悪酔いしにくい実感があります。もちろん、本来摂取すべき栄養は食事から摂るのが基本ですが、一時的なダイエットであれば、プロテインのチカラに頼ってみるのも選択肢だと思います。