毎週150人以上の生徒にレッスンをしているという木原睦美プロが教えるフェアウェイウッドのコツ。今回は飛距離アップについてです。今までナイスショットをしてもグリーンに届かず悔しい思いをしたことはありませんか? しっかりとクラブを振ることができれば、ヘッドスピードが上がり、自然と飛距離は伸びていきます。まずは、クラブを素早く振る感覚を身につけましょう。
クラブを逆さに持って構え、ビュンと音がするように振ってみよう!
実際に試してみると分かりますが、クラブを逆さに持つと非常に軽く感じます。それこそ、力不足に悩むゴルファーでも思い切りビュンビュンと振り回せるでしょう。
クラブを振る際、ビュンという風切り音が聞こえると思いますが、ゆっくり振ったときと素早く振ったときの違いを感じてください。音がはっきりと大きく聞こえていれば、素早く振った証拠です。
この感覚を忘れないうちに、クラブを元に戻して振ってみましょう。先ほどと同じリズムで素早く振ると、今まで聞えなかった風切り音がするはずです。この時点でヘッドスピードは間違いなく上がっているので、飛距離もアップしています。
クラブを逆さに持ち、リラックスした状態で構えます
体の回転でクラブをトップまで振り上げます
できるだけ素早くクラブを振ってみましょう
インパクト後にビュンという風切り音が聞こえてくるのが理想です
フィニッシュまでしっかりと振り抜くクセをつけましょう
クラブを普通に持ったときに風切り音がしない人は、クラブヘッドの重さを利用していないことが多いようです。腕の力だけで振るには限界があります。ヘッドが引力に引っ張られる力に腕を振る力を加えてあげるイメージです。
クラブを普通に持ったときも、逆さに持ったときと同じリズム、同じ力の使い方でスイングすると、風切り音が聞こえてくるようになる
ラウンド中に行う場合、クラブを逆さに持った状態からいきなりボールを打つと、バランスが整っていないため、ミスショットになりがちです。必ず何度か素振りをしてからボールを打つようにしましょう。
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