寒い間は打ちっぱなしもラウンドからも足が遠のいてしまうという冬眠ゴルファーの皆さん、冬の間こそ、コソ連としてインドアを活用しない手はありません! この夏、日本に初上陸した最新の練習システムで苦手のパターを強化すれば、春には驚くほどのビッグスコアが出るかもしれませんよ♪
まるで本物のグリーン!可視化がもたらす効果とは?
この夏、画期的なパッティング練習システムが日本に初上陸したとの噂を聞きつけ、訪れてみると…。エレベーターを降りた瞬間、目に飛び込んできたのは、暗闇の中、人工芝グリーンに浮かび上がる無数の緑のライン! ここ最近、流行の“暗闇系スタジオ”の一種? と思いきや、こちらはれっきとしたゴルフスタジオ。「パッティングのスピードと曲がりを完全に可視化したのが、この『パットビュー』です。視覚的にラインをイメージできるので、これまで“なんとなく”だったアドレスや距離感を、目で見て覚えられるんです」(ヒルズゴルフアカデミー 林祐樹さん) 百聞は一見にしかず。スタッフも挑戦してみました!
カップインへのルートはひとつではない!
カップへのルートはひとつではなく、ジャストタッチで打つ人、強めに打つ人で描く軌道は異なりますよね。自然の勾配をつけた人工芝グリーンの上に投影されている光は、まさにタッチ別のカップに対しての“理想的なボールの軌道とスピード”を示したもの。自分はどのタイプかを確認しつつ、視覚的にラインをイメージすることで、“正しい場所へ正しく打ち出す練習”が可能に。“こんなもんだろう”とカン頼みだったパッティングが、劇的に変わります!
【ルート開設】
■一番右:ジャストタッチでうつ際の目線
■右から二番目:強めに打つ際の目標線
■左から二番目:ジャストタッチで打った際のボールの軌道
■一番左:強めに打った際のボールの軌道
アドレスからヘッドの振り幅まで示してくれる
アドレスのガイド線はもちろん、振り幅の目安も光で投影してくれるスグレモノ。ストレート、スライス、フック…どのラインでも正しく構えられているか。それを目で見て確認できるのって、大きいです。
ボール何個分曲がるのか、可視化されていてわかりやすい
ラウンド中、“カップ●個分”、“ボール●個分”と教えてもらうことがありますが、実際にそれがどれくらいの距離なのか、正しく把握できていますか? ここではそんな基本的なことの確認も可能。
HILLS GOLF ACADEMY
東京都港区虎ノ門3-21-6 愛宕グリーンヒルズアネックス TEL:03-6450-1940 営業時間:10:30〜21:50、土日祝は9:00〜17:50
Regina冬号 P94より抜粋
撮影/浮田秀人 取材&文/一寸木芳枝