スイングがきれいで飛ばし屋。そんな女性、 憧れますよね。そこで、青木瀬令奈プロのコー チ兼キャディ、大西葵プロの兄でもある大西 翔太プロに直談判。今日からできる、女性ならではの飛ばしのコツを教えてもらいました! アドレス編1&2、スイング編、オンコース編、ドリル編と5回にわたってお届けします。第一回は、美スイングづくりの7割が決まるといえるほど大事な「アドレス」。カッコよく構えて飛距離もアップするアドレスをマスターしましょう。
【アドレス編-2】
【スイング編】
【オンコース編】
【ドリル編】
【1】ヒジは下に向ける
手ではなく、カラダの回転で打つためには腕とカラダを同調させること。アドレスでヒジが下を向いていれば、力を入れなくても回転できます。
これはNG↓
飛ばそうとして力を入れるとヒジが外を向いてしまう
【2】かかと位置を変えずにつま先を開くと可動域アップ
股関節が硬く、飛ばしのキホン“振り切り“ができ ない人は、つま先を開けば可動域が広がります。 ツアープロもやっているコツですよ。
かかと位置はそのまま。左は11時、右は1時を向く程度につま先だけを開きましょう。
股間節が硬い人は、右つま先だけを開くとバックスイングがラクになります。
股関節が硬くてフィニッシュが決まらない人は左つま先を開いてみて。
【3】肩はリラックス
下半身にどっしりと力を蓄えること で、上半身の瞬発力が上がります。 これでボールにエネルギーが伝わり飛距離が出るのです。肩に力が入っては見た目も美しくありません。
これはNG↓
【4】左手3本右手は2本の指で握る
力を入れる指は、左手の中指、薬指、 小指と右手の中指と薬指の5本だ け。これでキレイなローテーション ができます。
【5】ちょいフックで力が伝わる
正面から見て左手のナックルがふたつ見えるく らいの深さに握ることが、女性が飛ばせるようになる正しいグリップです。
これはNG↓
左手をかぶせすぎるグリップは、しっかりインパクトできず余計な力が入りがち。
指導/大西翔太プロ
1992年生まれ千葉県出身。ティーチング プロ。青木瀬令奈プロのコーチ兼キャディ としてツアーに帯同。氏の指導で30ヤード の飛距離アップに成功し、2017年、青木 プロは初優勝。女性やジュニアなど、幅広 い層のアマチュアにもレッスンを行う。
撮影/福田文平 取材/たかはしよし子 撮影協力/船橋カントリー倶楽部
Regina春号P128~129より抜粋