今日は調子がいいなと思っても、いきなり1ホールで大叩き。「あのホールの10打さえなければ…」とタラレバを繰り返しているなら、一度自分のプレーを振り返ってみて。林の中だったりバンカーだったり、難しい状況から何も考えずに打っていませんか?
いったんハマりだすと抜け出せない理由は、ひとつのミスショットで動揺してしまうから。ミスが出たときほど、冷静に自分ができることをきっちりするのが大切です。今回は、ハマりがちなパターンを例に上げながら、正しい対処法を教えます!
【あなたならどうする?!】正しい状況判断でピンチを切り抜けよう!
【Case6】大きい2段グリーンのアプローチは何番を使う?
- AWやSWで上げて寄せる
- 9番やPWで低目に出す
- パターで転がす
正解は【2.9番やPWで低目に出す】
今回は、2段グリーンでピンが上の段の奥に配置されているという状況です。ふだんAWやSWを使っていたとしても、この状況で奥まで打つのはかなり難しいこと。理由は、それだけ振り幅を大きくしなければならないからです。使い慣れていないPWや9番アイアンでも、パッティングをするようにスイングすれば、比較的やさしく転がせます。ライがよければ3番の「パター」も使えますよ!
アドバイス【ピンと同じ段に乗せましょう】
2段グリーンではまず、ピンと同じ段に乗せることが重要。次のパットの難度が全く変わるからです。何も考えずにアプローチをすると、下の段に止まってしまって、そこから3パットになってしまう原因になってしまいますよ!
いかがでしたでしょうか?
全5回の連載、いかがでしたでしょうか。スコアをまとめるためのヒントは見つかりましたか? 目の前の1打に集中することは大切ですが、どうすれば次の1打が打ちやすくなるかも考えれば、正しい方法が見つかるはずです。ミスショットが出た時点で、無理をせずに1打捨てて安全策をとる、これもスコアをまとめるポイントです。
Regina特別編集 女性ゴルファーのためのスコアアップBOOKより掲載