試合後だって遅くまでパターの猛練習。どんな練習をしてるの?
試合後も遅くまで残って誰よりも猛練習を続ける鈴木プロ。長時間行なう、パッティング練習のなかで、もっとも時間かけているという練習法を教えてくれました。
1mの距離を真ん中から入れる練習を何度も繰り返します
フラットな1mを繰り返しカラダに覚えこませる
「疲れてきたり、曲げるショットを打ち続けた後は、パットのアドレスに影響します。」それを防ぐために、傾斜のない1mの距離をカップの真ん中から入るように繰り返し打ちます。基本の動きを繰り返すことで、正確なアドレスを徹底的にカラダに覚えこませるんです」
<基本のスタンス>
■POINT1■
ボールの回転を見届ける
イメージ通りのラインで入れるには、ボールの転がり方も大切です。
ボールのラインで転がり方を見る
「真っすぐ引いて真っすぐ出せているかを判断するために、インパクト後、頭は動かさずにボールを目で追います。フックやスライス回転ではダメ。正回転になるまで練習します。ボールにラインを引くと目安になりますよ。」
まずはボールのラインを合わせずに打ち、途中でラインを合わせて確認。正回転で転がるようになったら、再び合わせずに打つ。常にラインに合わせて練習すると、ラインにこだわりすぎて感覚が鈍ってくる。
■POINT2■
カップの奥のカベに当てる
カップに嫌われないよう、しっかりボールを打ちましょう。
カップに合わせず、しっかりした強さでカップ奥のカベに当てる
「ヒットする強さをカップまでのイメージに合わせると、カップ手前で転がりが弱くなり、芝や傾斜の影響を受けやすくなります。だから練習では、カップの向こう側の縁のカベに当てて入る強さが基本。真ん中から入らないと、カベに当たってもこぼれてしまいます。」
このように、地道な練習が勝利につながっているのですね。次回は、同じストロークをキープするコツをお伝えしますのでお楽しみに!