今、気になるトッププロたちにスコアアップのコツ教えてもらう「いきなりレッスン」。今回は成田美寿々プロのオフトレーニングを取材。距離感をつかむポイントを教えてくれました!
なりた・みすず/92年生まれ。千葉県出身。12〜19年の8年連続でシード入り。19年は2勝で通算13勝。20年は鍛え上げられた体で初の賞金女王を狙う
◆”1Y増し”で打つ『寄せ練』で距離感ピッタリ
ツアー開幕を待ちわびている成田美寿々プロ。オフのトレーニングを訪問すると、ティを1ヤードごとに刺し、球を打っています。これは何のトレーニングでしょう?
「まずは1ヤード、次に2ヤードというように打ち方は変えずに狙う距離を伸ばしていく。そうすると、どれくらいの振り幅でどれくらいの距離を運べるかが分かるでしょう? 短い距離で距離感をつかんでおくと、長い距離でも距離感が合うようになるんですよ」。
1ヤードのこだわりが彼女の強さの秘密のよう。距離感がつかめない人はぜひお試しあれ!
◆打ち出し角は揃えよう!
変えるのは振り幅だけ。距離感をつかむには、同じ打ち方で打ち出しも揃えることが大事!
ALBA792号より転載 構成/真鍋雅彦 写真/福田文平