不利な状況も自分でリカバリーできるようになりましょう!
土の上にボールがあったり、障害物があって振れない…こんな状況にもよく出くわしますよね。「ボール動かしていいよ」なんて言ってくれるやさしい言葉にいつまでも甘えず、こんな状況でも冷静にリカバリーできるようになれば、ゴルファーとして一目置かれますよ!
CASE5 土のところに止まってしまった
ベアグラウンドのボールは、右足寄りに置いて転がすイメージで打ちましょう。コックを使って打ち込むのは難しいので、“はらうように打つ”のが正解。サンドウェッジなどの球を上げやすいクラブを使えば、ボールは自然と上がってくれます。ピンまでの距離によって番手を変えますが、ロフトのあるクラブのほうが上げやすくて簡単です。スタンスを狭くして大振りしないことが成功への近道になります。9時‐3時くらいの振り幅が最適でしょう。
CASE6 木があってクラブが振れない
木などが邪魔になってクラブが上げられない時は、スタンスを狭めて、ボールを極力右目に置きます。クラブを短かめに持ったら可能な高さまでコックを使ってクラブを上げ、コツンと上から当てるだけ。手首を支点にしてクラブの重さを利用してボールを上から叩く感じで打ちます。ピンに近づけるというよりは、ライのいいところに出すかグリーンにのればOK。本番でいきなりうまくはできないので、練習場でしっかり練習しておきましょう。
★教えてくれたのは袋井理代プロ
1998年プロテスト合格。現在はジュニアをはじめ幅広いゴルファーに向けた、わかりやすいレッスンが人気。自らもレジェンズツアーで試合復帰するため技術磨き&トレーニング中!