大叩きなんて、もうしない!  こんなときのリカバリーショット術〈4〉

打ち納めと打ち初めは、やっぱり、スコアをまとめて気分よくラウンドにしたいですよね!「あのホールの大叩きがなければ…」なんてことにならないように、どんなピンチも乗り越えて、いい年を迎えましょう!

CASE7 左足下がりの斜面でピンチ

グリーンをオーバーして左足下がりの斜面にボールが止まるケースでは、怖がらずにリズムよく振るのがポイントです。体重はセンター、ボールを真ん中に置いたら、斜面に沿ってクラブを振ること。距離によって番手を選びますが、サンドウェッジなどのロフトのあるクラブがいいでしょう。色々と難しく考えず、写真のように腕で三角形を保ったまま大振りしなければ、失敗することもありません。

CASE8 高いバンカー越えが苦手

バンカー越えでのミスを見ていると、いちばんの原因はアドレスにあります。ピンを見上げた状態のまま構えたり、フェースが左右にブレていると、当然ミスが出ます。プレッシャーに負けることなく正しいアドレスを心がければ、バンカー越えは全く難しいシチュエーションではありません。肩のラインが地面と平行になっているかチェックしたら、上からクラブを下ろして構えれば、正しいアドレスが取れます。

★教えてくれたのは袋井理代プロ 1998年プロテスト合格。現在はジュニアをはじめ幅広いゴルファーに向けた、わかりやすいレッスンが人気。

次回はトラブルを回避するための攻め方をご紹介します!